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Topics - admin

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イベント紹介 / 津野海太郎氏 講演会
« 投稿日:: 1月 30, 2014, 06:42:57 pm »
横浜市立図書館 中央図書館開館20周年
http://www.city.yokohama.lg.jp/kyoiku/library/chiiki/central/20years/#kouenkai
津野海太郎氏 講演会
「本のこれから 本とこれから~出版・本・図書館のゆくえ~」 

日時:平成26年2月22日(土) 午後2時~4時(開場:午後1時30分)
会場:横浜市中央図書館 地下1階ホール
申込:参加申込受付中!先着100人程度

<1>電話(045-262-0050)
<2>中央図書館1階5番ヘルプデスク 
<3>Eメール(ky-lib20kinen@city.yokohama.jp)

本はどのようにして消えてゆくのか
http://princeyokoham.sakura.ne.jp/smf/index.php?topic=10014.0
したくないことはしない 植草甚一の青春
http://princeyokoham.sakura.ne.jp/smf/index.php?topic=10015.0

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本に出会う / したくないことはしない 植草甚一の青春
« 投稿日:: 1月 30, 2014, 06:41:05 pm »
書名:したくないことはしない
   植草甚一の青春
著者:津野海太郎
発行所:新潮社
発行年月日:2009/10/30
ページ:318頁
定価:2200円+税

植草甚一生誕100年(2009)没後30年(2010)を記念して発売された本。ところで植草甚一という人をこの本で初めて知りました。読書家、特に外国の本をひとよりいち早く紹介していた。また映画評論家、「僕は散歩と雑学が好き」ということで東京の下町を散歩を趣味、古本屋(ふるぼんや)の常連、原書を良く集めた。新聞、雑誌はすぐスクラップに。現代情報の時代といわれて久しいけれど、情報の収集、加工の仕方はずっと植草甚一の方が先をいっている。情報の価値を知っている。ITでツールは一杯できたけれど情報を活用、加工を手慣れて使いこなしている人はほとんどいないのではないか?この人にITを使わせると見事に使いこなすのではないか?ITによって情報の価値はどんどん低下してきている。とある人が言っていた。情報の下流化、エントロピーの増大でどんどん混沌としていく情報化社会。どこか間違っていると思う人はいるけれどではどうすれば良いのか?答えることはできない。この植草甚一を学ぶことで何か見えてくるのではないかと思う。津野海太郎という著者前々から気になっている人。下町(日本橋)に生まれ下町を愛して下町に住んだ植草甚一の一生を描いている。ところで銀座が盛況になってきたのは、実は関東大震災後のこと。それまでは場末の寂しい場所だったとか。当然大震災までは日本橋、浅草、深川、本所が賑わっていた。でも大震災で全て0からの出発。それでどんどん銀座に進出していったとか。「銀ブラ」という言葉がありますが、「銀ブラ」とは銀座をぶらぶら散歩するとばかり思っていたのですが、散歩はするのですが、銀座を行ったり来たりしながら何回も何回も散歩する、そして何度も会う人と挨拶したり、親しくなったりすることだととか。藤田嗣二とそんな縁で親しくなったとか。今はそんな「銀ブラ」は出来ないですね。

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本に出会う / 本はどのようにして消えてゆくのか
« 投稿日:: 1月 30, 2014, 06:36:25 pm »
書名:本はどのようにして消えてゆくのか
著者:津野海太郎
発行所:晶文社
発行年月日:1996/02/10
ページ:218頁
定価:1995円

 最近「本はどのようにして消えてゆくのか」(津野海太郎著 晶文社)を読みました。紙と活字の本はなくなるのか?みなさんどうおもいますか?この本は小学校時代、ガリ版による新聞を発行、出版社で単行本づくり、雑誌、ミニコミ誌、DTP新聞などの編集にたずさってきた著者が今までの印刷技術と本作りの歴史を追いながら自ら経験してきたワープロ、MACコンピュータとの出会い、DTP、パソコン通信との関わり、インターネット、ホームページ、HTMLなどを通して今後のトレンドしての本というものを考察しています。体験に共有する部分も多い気がしました。また今のマルチメディアの進展に同じ様なことを感じている人がいたという気にもさせられた。
電子メールによるコミュニケーションにも何かしっくりしないところ、引っかかるところを感じていた私にとってなるほどなるほどいちいちうなずく場面もしばしば。
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 大手パソコン通信の会議室(フォーラム)で不特定多数の人たちを相手に心ゆくまで対話的にふるまえたという経験がない。もちろんおしゃべりとか簡単な情報の交換ぐらいのことはできる。でもそんな程度で対話的というのはおこがましかろう。そう思ってちょっと本気で関わろうとすると、必ず失敗する、なんというか、しつこくなりすぎてしまうのである。書くことは、多かれ少なかれ、私の考えはそれ(たとえば相手の観点)とは違う、と切り分けていく面をもつ。つまり書くことは必ずいくばくかの切断的(批判的、批評的)な見解を含んでしまう。私もそうだし、顔の見えない相手の側もそう。その種の切断に、いちいち過剰に傷ついていては話がさきに進まない。と頭では思っていてもどうしても多少は傷ついてしまう。そうなると、お返しに自分が負った傷以上のものを相手に負わせたくなる。特に意識せずとも、そうしてしまっている。
 活字メディアであれば、批判するものと批判されるものとの間には時間的、空間的な距離がある。ちょっときついことを書いても、また書かれてもその距離の中で、自分が負った傷、相手に負わせた傷、このさきどう処理してゆくかをゆっくり考えることができる、その意味で活字メディアは切断につよい。
 (本書71~72ページより引用)
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 これは非常に本質的な事かもしれないという気がしました。みなさんのネットワークでの経験の中で、こんな体験した方もいるのではないでしょうか?
 瞬間的に全世界を駆けめぐる電子ネットワークの良さもありますが、間の大切さ、読み手を意識した書き方も必要ではないかと思います。フォーラム、メーリングリストなどである特定の個人だけを意識したような書き方、独りよがりの書き方、その他大勢の読み手を意識しない書き方などちょっと配慮すればもう少し楽しい電子空間が広がってくるのではないでしょうか?


本はどのように消えてゆくのか
http://attic.neophilia.co.jp/aozora/htmlban/honkie.html

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スマホ競争促進へMVNO接続料半減 総務省、回線業者向け... | ビジネスジャーナル
http://biz-journal.jp/sankeibiz/?page=fbi20140129006

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動画SNS・Vine、なぜブームの予感?~火付け役は女子高生、広がる企業の活用…(1/2) | ビジネスジャーナル
http://biz-journal.jp/2014/01/post_3990.html

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ICT情報技術 / 決算は計画未達、キヤノン悩ますカメラ減速
« 投稿日:: 1月 30, 2014, 06:10:57 pm »
決算は計画未達、キヤノン悩ますカメラ減速 | 企業 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
http://toyokeizai.net/articles/-/29531

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今後「年収200万円の給料でもありがたい」と思う時代が来る
http://www.bllackz.com/2014/01/200.html

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丹波の食材で新名物メニュー 地元料亭・旅館が開発 : 京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20140130000058
源氏物語の注釈本展示 宇治のミュージアム、パロディー本も初 : 京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20140130000055
温泉と落語で誘客 京丹後、初のコラボ盛況 : 京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20140130000048
舞鶴「お達者大学」、高齢者に人気 介護予防で開設 : 京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20140130000045
沿線名所を紹介、マップ作成へ 長岡京~伏見にバス運行開始 : 京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20140130000042
護摩木に願い火中へ 綾部・正暦寺で大祭 : 京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20140129000032
焼き物の美しさ感じて 丹後古代の里資料館で企画展 : 京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20140128000028
レジ袋有料化の実現を 亀岡の団体が市に提言 : 京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20140128000033
「おらが村」に立て看板 日吉・世木4地区、統一デザインでPR : 京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20140128000037
あでやか十二単でお嫁入り 向日神社 : 京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20140128000049
「寺子屋」で京都新発見 山科で1日からジャンル多彩に講座 : 京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20140129000021

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東京新聞:NHK、脱原発論に難色 「都知事選中はやめて」:社会(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014013002000161.html

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東京新聞:原発避難3年 葛藤、諦め… 帰れぬ故郷 詩に刻む:社会(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014013002000244.html

48851
「細川・小泉」演説に2000人 危機感募らせる舛添陣営
http://gendai.net/articles/view/news/147610

48852
口も悪いが手腕も怪しい…NHK新会長の不安な“経営実績”
http://gendai.net/articles/view/newsx/147587

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本に出会う / 田村明の闘い 横浜(市民の政府)をめざして
« 投稿日:: 1月 30, 2014, 01:30:48 pm »
書名:田村明の闘い 横浜(市民の政府)をめざして
著者:田村 明
発行所:学芸出版社
発行年月日:2006/12/10
ページ:383頁
定価:3200円+税

約40年前にこんな都市プランナーが横浜市にいた。「市民的まちづくりの実践記」革新市長、飛鳥田一雄に招かれて横浜市の「まちづくり」の現場で戦い続けた軌跡を自ら振り返った書です。凄く迫力がある本です。
すべてが初めて尽くしだった。従来の中央官庁の顔色ばかりを窺(うかが)い、全国一律の法律、制度に従うだけの無策の都市行政の中、「市民の政府」をめざし次々と知恵を絞る。憲法→法律→条例→要綱、協定、覚書、要綱以下は法律的な強制力はないが、お願いという形で進めていく。公害、土地開発など法律を作ってやるには時間的に間に合わない。乱開発は止められない。そんなとき要綱で「お願いする」官製の都市計画ではなく、ソフトを含めた柔軟で市民的な「まちづくり」と可能性が示されている。
首都高速の羽田からの延長、立体交差で大通公園の上を通すことに決まっていた。それを景観、使い勝手から地下化、半地下化に変更させる。この闘いなど常に国の役人、市の関連部門との間のやり取りなど当時(いや今でも)の状況を良く反映している。なんでも縦割り行政、総合的に企画実行するところはない。企画調整する機能は地方字自体でないと出来ないという強い信念、国で決まったことでも市民にとって悪いことなら、「市民の政府」として行動する。現場は待っていられない。と八面六臂の活躍、それも学者ではなく実際にことに当たった当事者の生の声が凄い迫力をもって迫ってくる。

40年前に都市のデザインを考え、環境を考え、緑を保全、都市農業(飛鳥田の命名とか)を創設して常に先進的に地方自治とまちづくりを考えてきた横浜市にひとりの都市プランナーがいた。

みなとみらい地区の開発、金沢沖の埋め立て、港北ニュータウンの開発、横浜西口・東口の開発、元町商店街等の基本デザインに携わって、横浜らしい戦略プロジェクトを次々構想した田村氏、その軌跡がよく分かる本です。当時関わった人たちが実名で登場します。

みなとみらい、元町商店街等、人気の場を実現する一方、横浜市は乱開発から緑を守り、都市農業を創設し、環境保全でも常に先進的だったのがよくわかる。権威主義の中央官庁や開発利益を求める企業と真っ向から闘い、柔軟な知恵と巧みな技で多くの成果をだしている。この本と現在の横浜と比較していくと田村氏の構想がどれだけ実現したか?出来なかったかが検証できる。桜木町の三菱重工、国鉄の貨物基地を操業中であるにも関わらず移転させて「みなとみらい」を開発した。

将来の横浜のためにはやらねばならない仕事、金沢沖でも単なる工業団地ではなく、海の公園、海で市民が楽しめるという視点、港北ニュータウンも乱開発を止める。東京のベッドタウンとはしない。東京へ直通で繋がる鉄道は作らない。そんな基本方針を愚直なまでに信念をもって妥協せず次々を案を考え、人を巻き込みながら、強力に進めていくこのど迫力は驚がくする。たんなる土建屋、土木屋的な発想ではなく文化、芸術にも配慮している。若い頃大阪に住んでいて、京都、奈良、神戸などのまちの風景、芸術、文化に触れていた経験も生かされている。

横浜はペリー来航とともに開けた新開地、そして関東大震災で壊滅的な被害を受け、太平洋戦争の空襲で再び壊滅的な被害、戦後進駐軍に関内他が接収されて、1951年のサンフランシスコ講和条約後、順次撤収して、ほぼ返還されたのは本牧地区が返還されたとき。したがって著者が横浜市に在籍していた頃は関内などは返還されて、ぺんぺん草が生えていた頃だったと回想しています。横浜の現代史という視点からも参考になる本です。新橋横浜間に汽車が走った横浜とは今の桜木町駅(横浜)、したがって盛り場も関内、伊勢佐木町、馬車道あたり、でも戦後接収されていたので、単なる通過駅だった横浜の西口が急速に開発されていく高島屋、ダイヤモンド地下街、東口は国道1号線を越えてスカイビルが1棟そしてかつての伊勢佐木町などより横浜駅周辺の方が賑やかなところになっている。
「地方自治とまちづくりを考える」とき絶対読んでおきたい一冊です。

興味あることが次々と出てくるので一気に読んでしまいました。この中に権威主義の官僚、横浜市の職員の事なかれ主義、セクション主義、縦割り行政、硬直した組織の悪しき例が出てきますが、現在もまたこの事なかれ主義が蔓延ってきているのではという気もします。また慣例主義、権威主義、管理という名のもとに自分に反対しない、云うことを聞く人がいい人。的人事、考えが蔓延っているのでは?異質な人々を排除することがまかり通ってきているような感じもします。

この本の中で車の標識はあるが、歩行者のための標識の必要性を強調しています。(人の歩く速さに合わせた間隔で)また景観についてもベイブリッジをレンガ倉庫から見ようとすると大桟橋が邪魔している。こんな設計誰がしたの。一つ一つの建物、建造物が最適でも、全体として最適だとは限らない。大桟橋にホールを作ったため高さが高くなってしまった。またベイブリッジの高さも現在を見越したつもりだったが、今の客船は54メートル以上のものが次々と就航している。大桟橋に入ってこられなくて、大黒桟橋にやむなく係留している。

都市計画のマスタープランよりマスタープロジェクトだといっている。マスタープランは机上の空論、市民を見ていない。マスタープロジェクトは実現、実践するもの市民を見た、実現するための手法を駆使しないと出来ないものと言っている。

よりよい「まちづくり」のノウハウが一杯詰まっている本です。今でも充分通用する事例も一杯です。

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本に出会う / 高麗奔流
« 投稿日:: 1月 30, 2014, 01:30:24 pm »
書名:高麗奔流
著者:深田 祐介
発行所:文藝春秋
発行年月日:1997/4/10
ページ:449頁
定価:1524円+税

北朝鮮から韓国へ何本もの地下トンネルが掘り進められている。そのトンネルをつかって、在韓米軍黒人兵士に扮したザイール兵、韓国兵士に偽装した北朝鮮兵士が突如として韓国内に現れる。金正日の韓国併合策を巡る謀略に巻き込まれてしまった在日北朝鮮人三上純子、その恋人レアメタルの貿易で世界を飛び回っている加納吉次郎の二人が、金正日の謀略「高麗作戦」を未然に防ごうと計画するが?
灼熱のアフリカザイール、極寒の朝鮮半島と日本を結んで展開するサスペンス小説です。


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本に出会う / 生きて候
« 投稿日:: 1月 30, 2014, 01:30:03 pm »
書名:生きて候
著者:安部 龍太郎
発行所:集英社
発行年月日:2002/10/25
ページ:573頁
定価:1900円+税

徳川家康の家臣本多正信の次男本田政重の生涯を描いた作品です。本多正信は一向一揆に加わって徳川家康の元から出奔して20年、その後家臣として復帰し、内政の才を認められてどんどん出世していく。しかし武闘派からは戦わずして禄を得ていることで嫌われている。その息子の一人本田正純も秀忠に重用されていた。
もう一人の息子政重は槍奉行倉橋長右衛門の養子として育てられ、武勇にも優れていた。時は戦国時代も終末期、秀吉の晩年朝鮮への出兵、関ヶ原の戦い、豊臣家滅亡の時代に反徳川という立場で生きた一人の武将として描いている。

宇喜多秀家からは友として迎えられ、前田利家は槍の師匠、前田俊政(利長の子)は弟子。前田利家より朝鮮の情報が少しも入ってこない。すべて石田三成が隠している。慶長の役の姿を見てきてくれと頼まれる。そこには悲惨な戦争の実体があった。勝っていると報告されていたが、補給はない。現地調達。食べるものにも困っている兵士達の現実をみて、この戦争を止めさせなければと総大将宇喜多秀家に会って相談する。日本に戻って石田三成に会い、秀吉の命も尽きることを知る。それを国内は元より、明国にも知らせずに如何に戦線を縮小して撤退するかを相談する。その策とは城つくり、土豪作りなどにかり出した百姓達を先に日本に戻すことだった。秀吉の死が知られてしまったら百姓達をほっておいて、武将達は一斉に引き上げてします。歴史に汚点を残すと必死に、徹底に専念する。

関ヶ原の戦いでは西軍の宇喜多隊に家老(2万石)として迎えられ、戦い、敗れる。敗残の兵となりながら生きながらえる。同じく生き残った宇喜多秀家を薩摩島津家に逃す。
その後加賀百万石前田家の家老(5万石)に迎えられ藩政に尽くす。この家は幕末まで続く。この本田政重のことは殆ど余に知られていない。まったく知らなかった人物ですが、徳川家康が絶対の時代に反徳川で命を保った希有な人、謎の多い人ですがこの物語を読む限りなかなか魅力もある人という気もする。


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