投稿者 スレッド: 11/3 小泉純一郎元首相「原発ゼロへの大転換は夢のある事業」横浜市2013  (参照数 316 回)

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動画:11/3 小泉純一郎元首相「原発ゼロへの大転換は夢のある事業」横浜市2013 | 「日々担々」資料ブログ
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▶ 小泉元首相が原発について語る/神奈川新聞(カナロコ) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=Nl_2e-zNiwQ

 公開日: 2013/11/03

小泉純一郎元首相は3日、横浜市西区で講演し、「原発ゼロへの大転換は夢のある事業。­世界のモデルになるようなエネルギーに変えていけるか、日本は岐路に立っている」と述­べ、重ねて脱原発への政策転換を訴えた。北里大医学部眼科、県眼科医会主催の市民公開­講座で語った。
 小泉氏は、首相在任中は「原発推進論者だった」と明かし、「(当時は)原子力の知識が­なく、安全でクリーン、しかも他のエネルギーに比べコストも一番安いと信じていた」と­回顧した。
 転機となったのは東日本大震災に起因する福島第1原発事故。「勉強すればするほど、原­発は安全でなく、コストも掛かる」と思い至った。
 10万年もの間、高レベル放射性廃棄物を地下深くに埋設処分するフィンランドの施設を­視察し、原発ゼロの意を強くした。「日本はフィンランドと違い、地震もあり、地盤も軟­弱」と解説。「福島の事故前から住民の反対で(放射性廃棄物の)最終処分場を造れなか­った。事故が起き、今後、どんなに強い指導者が現れても、住民の反対を無視して10万­年も保管しなくてはならない処分場を造るのは無理だ」と断じ、「そんなことに莫大(ば­くだい)な投資をするより、国民が協力できる自然を資源にしたエネルギーに(政策の)­かじを切った方がいい」と訴えた。
 原発推進論者からの「無責任だ」との批判には論語の「過ちては改むるにはばかることな­かれ」を引いて反論。「最終処分場のめどを付けられない事実があるにもかかわらず、原­発はやっていけると考える方が楽観的で無責任だ」とボルテージを上げた。
 「環境先進国としての日本の技術はすごい。原発ゼロと決めれば、ピンチをチャンスに変­えることができる」とも指摘。「その方針は政治にしか決めることができない」と、原発­ゼロに消極的な安倍政権に再考を求めた。
« 最終編集: 11月 08, 2013, 10:17:28 pm by admin »