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「障害は個性ではない」
« 投稿日:: 11月 20, 2024, 09:05:29 pm »
「障害は個性ではない」: 日々雑感
https://tsuzuki7777.seesaa.net/article/505711848.html

「障害は個性」、それ本当? 当事者が感じる違和感とは
https://www.asahi.com/articles/ASN966CRNN93UBQU00G.html
「障害は個性ではない」。吃音を持つ開業医が伝えたい“あきらめずに悪あが
きすること”の重要性
https://nikkan-spa.jp/2046423

2つの記事は共に「障害は個性」という言説について、当事者の視点から問題
点を指摘しています。

1. 朝日新聞の記事「『障害は個性』、それ本当? 当事者が感じる違和感とは

この記事は、「障害は個性」という言葉が、一見肯定的に見えるものの、当事
者にとっては複雑な感情を抱かせることを指摘しています。
「個性」という言葉で片付けられる苦しみ: 障害に伴う困難や差別経験、日常
生活の苦労が「個性」という言葉で矮小化され、真の理解につながらないとい
う当事者の声が紹介されています。
努力の強要と社会の責任の軽視: 「個性」として受け入れることを強要される
ことで、必要な支援を求めにくくなったり、社会の改善を求める声が届きにく
くなる懸念が示されています。
「個性」の曖昧さと感動ポルノ化への懸念: 「個性」という言葉の多義性によ
って真の理解が阻害される可能性や、障害者の苦労が美談化・感動ポルノ化さ
れる危険性が指摘されています。
社会モデルの重要性: 記事では専門家の意見として、社会の側が環境や制度を
整備する「社会モデル」の重要性が強調されています。

2. 日刊SPA!の記事「『障害は個性ではない』。吃音を持つ開業医が伝えたい
“あきらめずに悪あがきすること”の重要性」
この記事では、吃音を持つ開業医の北村氏が、自身の経験を基に「障害は個性
ではない」と主張し、「悪あがき」の重要性を訴えています。
「個性」ではなく「負い目」: 北村氏は、吃音は個性ではなく、幼少期から彼
を苦しめ続けた「負い目」だったと述べ、綺麗事の「個性」という言葉で片付
けられることへの抵抗を示しています。
「悪あがき」の意義: 吃音の「克服」ではなく「折り合い」をつけ、より良く
生きるための努力、工夫を続けることを「悪あがき」と表現し、その重要性を
強調しています。
社会の理解と受容の必要性: 吃音が出た時に遮ったりせず、最後まで話を聞い
てくれることの重要性など、社会の理解と受容を求めています。