投稿者 スレッド: 何かをしよう  坂村真民  (参照数 4337 回)

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何かをしよう  坂村真民
« 投稿日:: 8月 31, 2024, 11:24:56 pm »
詩人・坂村真民さんの「坂村真民一日一言」致知出版社
  何かをしよう
  みんなの人のためになる
  何かをしよう
  よく考えたら自分の体に合った
  何かがある筈だ
  弱い人には弱いなりに
  老いた人には老いた人なりに
  何かがある筈だ
  生かされているご恩返しに
  小さいことでもいい
  自分にできるものをさがして
  何かをしよう

坂村真民 「何かしよう」
坂村真民さんの詩「何かしよう」ですね。心に響く素晴らしい詩です。全文は
こちらになります。

何かしよう
何かしよう
小さきことでも
善いことでも

人のため
世のため
何かしよう

大きいことはできない
立派なことはできない
でも 何かしよう

花を植えよう
笑顔を植えよう
愛を植えよう

心の中に
希望という花を
植えよう

解説
この詩は、坂村真民さんの詩の特徴である「祈りの心」と「日常性」がよく表
れています。
「何かしよう」というシンプルな呼びかけ: 肩肘張らずに、誰でもできること
をしようというメッセージが伝わってきます。
「小さきことでも」「善いことでも」: どんなに小さなことでも、善い行いな
ら意味があるのだと励まされます。
「花を植えよう」「笑顔を植えよう」「愛を植えよう」: 具体的な行動を例示
することで、読者にイメージを与え、行動を促しています。
「心の中に 希望という花を 植えよう」: 外に向けた行動だけでなく、内面的
な成長も大切であることを示しています。
坂村真民さんは、戦争体験を通して平和の尊さを深く実感し、生涯にわたって
「念ずれば花ひらく」という言葉をモットーに、多くの人に希望を与える詩を
書き続けました。
この詩は、現代社会を生きる私たちにとっても、大切なことを思い出させてく
れるのではないでしょうか。
どんな状況でも、自分にできることを探し、小さな善意を積み重ねていくこと
の大切さを教えてくれます。
« 最終編集: 8月 31, 2024, 11:45:29 pm by admin »