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民主主義と国葬
« 投稿日:: 7月 19, 2022, 08:21:35 pm »
民主主義と国葬

この国はどうなっているのかな?益々判らなくなってきた。戦争を知らない世
代で子供の頃から盛んに民主主義、みんな平等で育ってきた。民主主義ほど良
いものはないと常に教わってきたように思う。他の仕組みを体験しないで70年
を過ぎてしまった。

秋に安倍元首相の国葬を行うとか?誰の国葬であっても反対、本来、民主主義
に矛盾している。多分、遺族は断らないでしょう。

皇族以外の者(臣下)を国葬=多額の税金を投じて葬儀するようになったのは
維新時の薩長藩主が始まりで、その後は、いわゆる明治の元勲や元帥など=大
半は薩長関係者(軍人などを含む)となっており、安倍元首相も長州か?

1921年東京駅で暗殺された原敬総理の夫人は原敬の暗殺直後に、遺体を官邸に
運ぼうとした立憲政友会の面々に対して

「死ねば、もはや私人」

と述べて公の行事を拒み、自宅に連れ帰ったと述べられています。そして、暗
殺に備えて生前に準備されていた遺言により葬儀が盛岡で営まれ、氏名のみ表
示した墓碑が建立されたことなどは、広く知られているとおりです。

原敬が、生前はもとより死後にも位階勲等を拒否し、郷土に強い誇りを抱いた
一人の地域人(盛岡人)としてのみ葬られることを望んだことの意義や価値に
ついて、いま改めて、現代日本人は学ぶべき点が多々あるのではないかと思っ
ています。原敬の矜持、見直すべきでは?マスコミはこんな事は探してこない
ですね。100年前の出来事です。

撃たれて死んだことは理由にならない…
「安倍元首相の国葬」に国葬の専門家が「やるべきではない」というワケ
https://princeyokoham.sakura.ne.jp/smf/index.php?topic=50103.0
宮間 純一(中央大学文学部教授)の論文です。納得できる論理です。これか
ら注目してみたい教授です。