投稿者 スレッド: 子子子子子子、子子子子子子 - つみかさね  (参照数 455 回)

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子子子子子子、子子子子子子 - つみかさね
« 投稿日:: 1月 05, 2020, 05:26:48 pm »
子子子子子子、子子子子子子 - つみかさね
https://3yokohama.hatenablog.jp/entry/2020/01/05/172020

子子子子子子子子子子子子(ねこのここねこ、ししのここじし)は、日本の言
葉遊びである。「猫の子仔猫、獅子の子仔獅子」と読む。

この問題を考え出したのは嵯峨天皇、解いたのは小野篁であると伝えられてい
る。
 嵯峨天皇の時代、内裏に「無悪善」と書いた立て札が立てられた。天皇が篁
に読み方を尋ねたところ「さが(悪)なくてよからん(嵯峨天皇がいなければ
よいのに)」と読んだため、読めたのは篁が書いたために違いないとして怒っ
た天皇は、自分は何でも読めるのだと弁明する篁に「子」の字を12個連ねたも
のを差し出し「ならば、これが読めるか」と問うたところ、「ねこのここねこ、
ししのここじし」とたちどころに読んだため、天皇の怒りが解けたという。
(ウキペディア)

この話の初出は宇治拾遺物語(1213年-1221年頃成立)の巻第三の十七「小野
篁広才の事」である。 前半の「無悪善」のくだりは平安時代後期の江談抄の
第三(1104年-1108年ごろ成立)が初出で、十訓抄(1252年成立)の第七など
にも出てくるが、後半の話は「子子子子子子子子子子子子」ではなく「一伏三
仰不来待書暗降雨恋筒寝」(月夜には来ぬ人待たるかきくもり雨も降りなん恋
いつつも寝ん)となっている。 このため、元からあった「無悪善」の話に、
宇治拾遺物語の成立した鎌倉時代初期までに「子子子子子子子子子子子子」の
話が付け加えられたと考えられる。