書名:京都府の歴史
著者:朝尾直弘 吉川真司 石川登志雄
発行所:山川出版社
発行年月日:1999/8/10
ページ:332頁
定価:2400 円+ 税
山川出版社の県史シリーズの1巻です。京都府の歴史ということで読み始めたのですが、あまりにも断片的な文章と出てくる事件、変、乱などの語彙は当然知っているという感じで専門家向きの言葉で書いてあってなかなか読みづらい。歴史を嫌いになる為の本という感じ、これを読んだら歴史が間違いなく嫌いになるという感じ。また資料としても中途半端という感じがした。
歴史の面白さ、醍醐味はどこにも感じられない。筆者の力量がない。そして各章は分担して書いているので全体の統一感もない。
また京都の場合は日本史でも大抵出てくる話題が多いので、特に京都府に特化されている訳でもない。これは図書館に置いておく為の本という感じです。これほど読みづらい本に会ったのは珍しい。