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夜は罠をしかける
« 投稿日:: 3月 01, 2013, 10:55:02 pm »
書名:夜は罠をしかける
著者:加治 将一
発行所:新潮社
発行年月日:1998/8/20
ページ:267頁
定価:1800円+税

しぶしぶ引き受けたコーディネーターがケチのつき始めだった。中東戦争の後の
復旧工事を受注しようとした国会議員、アメリカの土建会社、そしてマフィアの
暗躍。白昼堂々と押しかけてくる脅迫者、命の危険を感じながら本業の建設業と
コーディネーターを推し進める。自分以外は信じることが出来ない。いろいろと
仕掛けられた罠、また罠、天国と地獄の往復、ハードボイルド長編。でもどこか
覚めた感じでなかなか話の筋に入って生きづらい感じの小説だった。