投稿者 スレッド: いかずち切り  (参照数 426 回)

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いかずち切り
« 投稿日:: 3月 01, 2013, 07:38:10 pm »
書名:いかずち切り
著者:山本 一力
発行所:文藝春秋
発行年月日:2009/10/30
ページ:453頁
定価:1600円+税

第一話「しゃがみ屋」、第二話「騙り屋」の構成。証文買いの「稲妻屋」の貸元
・いかずちの弦蔵もとには、いずれも五尺を超える大男五人衆がいた。それぞれ
様々な特技、もっとも証文買い。借用証文、不当たり手形を買い取って回収する
家業。あくどいことも一杯行っている。本所深川を舞台に活動している。札差(
ふださし)の和泉屋は、いなさの天九郎一味の騙(かた)りに嵌(はま)り、5万
両の大金を騙し取られるところ、弦蔵に泣きついてきた。犯人天九郎一味と稲取
屋の五人衆が繰り広げる頭脳作戦。詐欺のテクニック、人の見分け方、義理、人
情なかなか見せてくれる。