投稿者 スレッド: 一場の夢 二人の「ひばり」と三代目の昭和  (参照数 267 回)

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一場の夢 二人の「ひばり」と三代目の昭和
« 投稿日:: 3月 01, 2013, 07:31:04 pm »
書名:一場の夢
   二人の「ひばり」と三代目の昭和
著者:西木 正明
発行所:集英社
発行年月日:2005/12/20
ページ:476頁
定価:2200円+税

昭和という時代に生きた不世出の天才歌手美空ひばり、その活躍の陰でひっそり
と暮らす同名の元女優(昭和15年から17年にかけて大都映画に準主役級で出てい
た女優に「美空ひばり」というひとがいた。松竹歌劇団出身。)歌手美空ひばり
を支えた裏社会の首領神戸、山口組三代目田岡一雄、田岡組長に比重を大きく描
いた作品。現代であれば芸能人と暴力団とても世間には受けいられない関係。地
方巡業には欠かせない裏社会。当時の関係者(マネージャー、住吉系暴力団組長
、芸能関係者)などにインタビュー、取材を元に時間をかけて描かれている。昭
和という時代の鎮魂歌ですね。