投稿者 スレッド: 誰も語らないツイッターの集客力について考察する  (参照数 1105 回)

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誰も語らないツイッターの集客力について考察する
« 投稿日:: 11月 14, 2012, 01:13:48 am »
誰も語らないツイッターの集客力について考察する。
http://blogs.itmedia.co.jp/assioma/2010/10/post-19ee.html

■集客力に相互フォローは効果無し
このブログを開設してから、アクセスログを一年近く見てきた経験からすると、「集客に繋がる!ツイッターフォロワー増加セミナー」といったような内容のセミナーに参加し、そこで学んだ知識で「相互フォロー」を繰り返し、例えフォロワー数が10万人に達しても、それが相互フォローの結果なら殆ど影響力は無いのでは無いかと感じました。

何故なら、相互フォローはあなたのフォロワー数を確実に増やしてくれます。しかし、それはあなたが「一般人クラスタ」から、「有名人クラスタ」に変更してくれる訳では無いからです。

「一般人クラスタ」を「有名人クラスタ」に変えてくれる方法は、Twitterの相互フォローに尽力する事では無く、マスメディアの力や、現実社会での成功です。もし、Twitterのフォロワー数増加が劇的なPR力に繋がると信じて、毎日地道に相互フォローに勤しむなら、その時間と労力を、本業の価値向上を目指す方が賢明でしょう。

■本来の目的を忘れていませんか?
現在のソーシャルメディアブームを見ていて時折感じる事が一つあります。「事業を成長させる」事を「目標」として、その集客方法としてソーシャルメディアの活用方法を検討していた筈が、いつのまにか単なるフォロワー増やしや、Facebookの友達増やしが「目的」に摩り替わっているケースが多いのでは無いだろうかと感じます。

どんな職業であれ、本業のサービス、品質、顧客満足度を抜きにして、事業の発展、継続は有り得ないのでは無いでしょうか。それを置き去りにして集客だけに傾倒する事は、むしろ事業継続を危うくする事でしょう。

そろそろ、「数増やし」を成功の指標とするのでは無く、ソーシャルメディアによる集客と販売の成果を「指標」にした方が良いのでは無いでしょうか?

■小さな力を、大きな流れにするために
では、単なる個人の呟きは無視していいか?というとそうではありません。例え一回の呟きによる、PV増加効果が「10」であったとしても、100人に呟かれれば「1000」になります。小さな「呟き」の力は、大きな流れを作りだします。

その大きな流れを作り出すために大切な事は、たった一つです。
コンテンツの「中身」であり、商品の「中身」であり、サービスの「中身」です。

簡単な事です。そもそも皆さんが販売したい、評価されたいと思う、「本業」を「大切」にするという事です。

そして、それは「本業の儲け」を大切にするのでは無く、それに対価を払ってくれる「本業のファン」が喜ぶ事を、まず大切にする事です。ファンは何をすれば喜んでくれるんだろう?どこに不満を持っているんだろう?

そして、そのファンが何を望んでいるかを聞くために「ソーシャルメディアが有効だ」と考える方がずっと良い。単なる数集めのためにソーシャルメディアを使っても、その労力は徒労に終わるでしょう。

ファンの事を考えて、完成したコンテンツや、サービスはきっと「共感」を産み「バイラル」が生まれます。

■共感を呼ぶヒント
僭越ながら、私がいつも心がけている事を一つだけ、紹介します。私がいつも文章を書くときに心がけている事は、大勢の人に読んで貰う事を目的にしているわけでも、有名人に読んで貰う事を目的として書いているわけではありません。

私が目的としている事は、たった一つ。「後輩に読んで貰う価値のある記事を書く」という事です。私の会社には大勢の後輩が居ます。当然全員と会って会話をするなんて不可能です。彼らは日々の業務に追われ、業界動向等を学ぶ時間を取る事は難しい状態です。

そこで、先輩としてしてあげられる事は、私が代表して、それを調べて、まとめてあげる事です。今月、今週の中で通信業界に影響のある動きを取り上げよう、新入社員の子が読むかもしれないので、わかりづらい用語は極力排除しよう。そんな事を心がけて書いています。私の記事を読んで、業界の流れを掴み、それに興味を持ち自分で勉強を始める、そして、成長に繋がれば、お客さんとの会話も輪が広がるだろう。そんな事を想いながら書いています。

ここから得られた教訓。
「自分にメリットがあるから実行するのでは無く、他者にとってメリットがある事」

そういう考えで誕生した、コンテンツやサービスがバイラルを生むのでは無いかと、まだまだ少ない経験ですが感じます。