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四国というところ
« 投稿日:: 11月 14, 2012, 12:41:43 am »
四国というところ

四国というところは非常にユニークな人を育てる土地らしい。16日老衰のために亡くなった(95歳)福岡正信さん、自然農法を若い頃から自分の経験、実践に基づいて肥料を使わずに自然に任せて栽培する農法を確立した。福岡さんの考案のひとつに「粘土団子」がある。これは100種類以上の野菜、草木の種を混ぜたもので、アジア、アフリカの緑化に使われている。著書「自然農法わら一本の革命」に出会ったのが30年ほど前?その頃、来島ドック(後に佐世保重工業の再建に)の坪内寿夫さん、「念ずれば花開く」の坂村真民さんの著書の出会いがあった。東京一辺倒の風潮の中で地方(四国)にも人物がいると心強く思ったことを思い出す。正岡子規、「坂の上の雲」の秋山兄弟(好古、真之)古くは長曽我部元親などユニークな人物も出ている。福岡正信さんの訃報を聞いて思った。福岡さんの始めた自然農法が次の世代に引き継がれていくことを願ってやまない。

花かたらず
 花は黙って咲き、黙って散っていく
 そして再び枝に帰らない
 けれどもその一時一処に
 この世の全てを託している
 一輪の花の声であり
 一枝の花の真である
 永遠にほころびぬ生命のよろこびが
 悔いなくそこに輝いている
   (紫野 高桐主 別山)