投稿者 スレッド: 環境問題のウソ  (参照数 703 回)

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環境問題のウソ
« 投稿日:: 11月 15, 2012, 11:59:28 am »
書名:環境問題のウソ 
著者:池田清彦
出版社:筑摩書房
発行年月日:2007/10/05
定価:760円+税

京都議定書を守るニッポンはバカである。
科学的見地から「正論」を斬る
地球温暖化、ダイオキシン、外来種・・・・。
マスコミが大騒ぎする環境問題を冷静にさぐってみると
ウソやでたらめが隠れている。
---本書表紙カバーより---

以前マスコミで大騒ぎをしたダイオキシン、未だに猛毒だと思っている人が一杯いるけれど実はそんな猛毒でも無かった。今騒いでいる地球温暖化にしてもNASAの最新のデータを使って地球シュミレータなるもので、科学的(的がくせもの)に検証してこのまま放っておくと大変なことになると。うそとまことをごっちゃにしたお騒がせな議論に「一言もの申す」という感じで生物学者現早稲田大学教授の著者が一石を投じています。いずれの問題にしても原因と結果が即連動するような簡単な問題ではないのにすぐ、原因、犯人を1つに限定して「こいつが悪い」と決めてしまわないといけないような風潮に、冷静に冷静に自分の頭で素直に考えてみることを推奨しているように思える。
 地球温暖化にしても温暖化は大変だ、大変だ。肝心の何が大変なのかを理解している人はいないのでは、寒冷化、温暖化いずれにしても良い面と悪い面があることをまずは気付かないといけないのではないか。今はやりのグローバル・ウォーミング(地球規模の温暖化)じゃなくてローカル・ウォーミング(局地的な温暖化)では??シベリア、グリーンランド、アラスカなどが温帯地帯と同じようになるといまよりずっと大きな面積で作物が作れる場所が出来る。住みやすい環境も出来る。赤道直下は暑くて地獄になるかも。地球全体が熱帯地帯になるような感じで大変だ。大変だと叫んでいるような気がする。うがった見方をするとそれも環境問題で自分をアピールしたい人、金儲けのネタにしたい人???逆説的にいうと著者もその一人かも。(でもこんな意見も必要だと思う)
 さて10年後京都議定書は話題として残っているかな。1970年代のローマクラブ「成長の限界」では化石燃料はもうそろそろ無くなってしまっていたのでは。

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Re:環境問題のウソ
« Reply #1 投稿日:: 11月 15, 2012, 12:00:28 pm »
「環境問題のウソ」に書かれていることを評価(分析)しているHPです。

環境問題のウソと正解
http://eco.nikkei.co.jp/column/article.aspx?id=20071015cd000cd