書名:国境の南、太陽の西
著者:村上 春樹
発行所:講談社
発行年月日:1992/10/12
ページ:294頁
定価:1456円+税
中年になったぼくが、小学校時代の仲の良かった女の子、中学校時代、高校時代を振り返りながら自分の過去を振り返る。そして社会人になってサラリーマンから、結婚した後、妻の親の支援を得て2軒のバーの経営者となる。そんな追憶をぼくという言葉で語る。どの追憶もどこか別の世界、おとぎの世界のような感じ、ぼくといいながらどこまでも第三者の視点。何となく物語が進んで行くという感じでどうも面白くない。この本も買ってまで読む本ではなさそうだ。図書館で十分。