投稿者 スレッド: 上野展覧会散策2019  (参照数 230 回)

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上野展覧会散策2019
« 投稿日:: 1月 17, 2019, 11:39:00 pm »
上野展覧会散策2019
http://princeyokoham.sakura.ne.jp/cpg/thumbnails.php?album=248

国立科学博物館で開催されている「明治150年記念 日本を変えた千の技術博」
に行ってきた。昨年セルロイド博物館を訪問したときに紹介された展示会で、
技術の日本史という感じで興味ある展示が多かった。ちょっとおもしろかった
のは稲の農林1号(亀岡市曽我部町出身)並河成資技師が開発した冷害に強い
品種、これで飢饉が大幅に減った。そしてコシヒカリこれが農林100号となっ
ているなんとなく因縁めいた感じでした。ここの常設展も良いですね。地球の
生物の世界興味ある展示が多い。

ついでに国立博物館に「初詣」に行ってきた。本館で行われている展示はいの
しし年に関連の展示を始め、博物館所蔵のお宝が展示されている。特別展であ
る作品に注目するのもいいけれど常設のお宝を無作為に見て回るのも新たな発
見があって面白い。今日は前田玄以の肖像画(明智光秀の後亀山城をしばらく
の間治めていた)を秀吉の書翰とともに見た。また国宝の延喜式の原本も面白
かった。

そして国立西洋美術館の前についたのが14:00頃、ルーベンス展をやっていた
ので覗いてみることに流石、会期が1/20までとなっていたので大勢の人が詰め
かけていた。展覧会会場に入ると4K映像でルーベンスの紹介が6分ほどの映像
が流れる。これを見ただけでよく分かる構成。1600年前後に活躍した画家で、
どちらかというと宗教画、教会がスポンサーで、弟子たちを使ってチームで作
品を増産していた。丁度、日本で狩野派が同じように多人数で作品を流れ作業
で作っていた。世界的に見ても絵の需要が一人の王様ではなくもっと多くのユ
ーザーが出現してきた時代だったのかもしれない。展覧会はやっぱり疲れる3
つ掛け持ちはちょっとつらい感じでした。

ところで国立科学博物館も国立博物館もある作品を覗いて撮影許可されていま
した。ただ持っていったカメラが悪くていい写真は撮れませんでしたが参考程
度にはできるかな?今度行くときはもう少し準備して行こうと思います。

上野展覧会散策2019 on PhotoPeach - Fresh slideshows to go!
https://photopeach.com/album/g8vc1a

戦後飢餓を救った「水稲農林1号」
https://jataff.jp/senjin2/2.html