書名:五峰の鷹
著者:安部 龍太郎
発行所:小学館
発行年月日:2013/12/2
ページ:599頁
定価:1800円+税
時は戦国時代石見銀山の認可を受けてきた石見・三島家の嫡男・清十郎は、9歳の時、叔父の吉田藤左衛門(石見玄蕃)の裏切りによって尼子氏に父を殺され、母も奪われる。守り役に守られてかろうじて故郷を脱出できた。京都で剣術の腕を磨いていたが、玄番の手下が命を狙いに来た。清十郎は明の海商・王直の庇護を受ける。
尼子、毛利、大内の戦いの影で明、朝鮮の海を駆け巡った壮大な男たちのドラマが展開する。なかなか面白い小説です。
五峰の鷹 安部龍太郎著 戦国乱世を生きる若者の痛快さ
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO65220440R10C14A1MZB001/