ネットに繋がらないとメールが読めない！
最近メールを読むのに、ネットに繋がっていないと読めないという話が、ちらほら聞きます。そこでその理由を探ってみました。
１．Windows8.1になってから増えた現象
・Windows8.1には「メールアプリ」というものが標準となっている。
・以前のWindows Liveメールは別途ダウンロードしないと付属されていない。
・Outlook 2013はoffice2013に付属しているものでOffice2013を購入しないといけない。
２．「メールアプリ」というのはWindows8.1で初めて具備されたソフトウェアで、
基本的には
・ Hotmail（ホットメール）
・live mail（ライブメール）
・MSN mail（MSNメール）
・Gmail（Gメール）この4つのメルアドのみ使える。
またメールのデータ、アドレス帳などは全てネットに保存される。したがってネットに接続しないとみることができない。クラウドを利用したメールとなります。マイクロソフトアカウントが必要。
３．プロバイダーなどのメルアドを使うときは
従来のようにメールを送受するソフト（メーラー）をインストールする必要がある。
・Windows Liveメール
・Thunderbird
・Outlook 2013等のOutlook系（有料）
・Becky! Internet Mail （有料）
・秀丸メール （有料） などのメーラーがある。
４．Webメール
Webブラウザでメールの送受信するメールでプロバイダーのメール、gmail等が利用できる。
これはメーラーでも送受信出来る。
Webメールのみを使っている場合はデータ、アドレス帳等は全てクラウドに保存されている。
これもネットに接続しておかないとメールを読むことができない。
一部、gmailのようにオフライン GmailというChrome アプリでオフラインで見ることができるようなツールを用意しているところもある。
５．ネットに繋がらないとメールが読めない理由
上記のように２．項の「メールアプリ」を使っている場合とWebメールはネットに繋がらないと読めない。
６．どんな方法を選択するか
それぞれ特徴があって、自分の使い勝手に合わせて選択することになりますが、「メールアプリ」はあまりお薦めではないですね。マイクロソフトアカウントが必要です。出来れば３．項のメーラーを使った方が便利だと思います。そしてメールを受信したらサーバーのメールは削除するという設定で。（ネット環境が絶対確保できるという以外は）
Windows10（プレビュー版）になっても「メールアプリ」が標準になっています。ちなみに私はWindows７、Windows8.1、Windows10（プレビュー版）にはThunderbird、Becky! Internet Mail等をインストールしてgamil、プロバイダー、yahoo等の複数のメルアドを使っています
たかがメール、でも段々複雑怪奇になってきましたね。ネットに接続して使うのが当たり前という感じでWindows10なんかも開発されています。情報保護するための仕組み、ツールなども複雑に、オフラインの簡潔さもまた見直して、必要な時以外はネットに接続しない。というユーザサイドに立った考え方は段々古くさくなっているのか？
またメールの仕組みなど全く知らない人相手にどんどん進んで行くことに懸念を覚えますね。スマホのアプリなんかはもっと怖いですね。
参考
Windows 8.1のメールアプリはいままでとは違うんです！
https://azby.fmworld.net/win8/hajimete/004/windows8.1に買い換えて従来のメールアドレス（プロバイダ）を使いたい
http://pc81webinfo.blog.jp/archives/2460283.htmlオフライン Gmail: スタートガイド - Gmail ヘルプ
https://support.google.com/mail/answer/1306847?hl=jaWindows 8.1でWindows Liveメールなどのメールソフトは使用できますか
https://121ware.com/qasearch/1007/app/servlet/relatedqa?QID=015934Windows Essentials - Windows Live Essentials をダウンロードする
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows-live/essentials
