書名:中東危機の震源を読む
著者:池内 恵
発行所:新潮社
発行年月日:2009/7/25
ページ:367頁
定価:1500円+税
イスラーム国による日本人人質殺害という痛ましい事件、イスラームを名乗る過激派が残忍なテロを繰り返すのか、多くの日本人が理解しがたい現象に戸惑っている人にとっては参考になる本です。複雑な中東情勢の深層を、イスラーム思想と国際関係論の両面から、わかりやすく解説している本です。
中東・イスラーム諸問題を、歴史的背景から最新情勢まで、掘り下げて解説してあります。中東問題についてはなかなか難しい。理解しがたい話がいろいろあって戸惑いながら読んだ。
本書より
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米国オバマ大統領の誕生でイスラーム世界は変わるのか?イスラーム思想とテロリズムはどのように結びついているのか?パレスチナ、イラク、エジプト、レバノン、シリア、イラン…次々と火を噴く「中東問題」の深層を、最新情勢から歴史的背景まで掘り下げて、構造的に解き明かす。イスラーム世界と
中東政治の行く末を見通すための必読書。