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電子会議室と呼べない電子会議室
« 投稿日:: 11月 14, 2012, 12:49:35 am »
電子会議室と呼べない電子会議室
電子会議室、メーリングリスト、会議室、フォーラム等の言い方でネットワー
ク上の意見交換の場などがありますが、それらの定義が非常に曖昧で参加して
いる人たちの感覚に任されているところがあります。

通常メーリングリストの使い方として電子会議室を意図しているものは少ない
にも関わらず、議論の場と考えている参加者が多いように思われます。

 電子会議室として、会議を目的に行う場合は次の条件をあらかじめ決めてお
かないといけないと思います。 会議とは課題問題の解決のため、議論の上、
方策等を決定することにあると思います。(決定することに意義がある)
したがって

1.テーマ(議題)
2.この会議で決定することは何か?
3.参加者(メーリングリスト参加ではなく会議への参加者を決める。) 
4.期間(○月○日から○月×日、時間等)
5.議長 
6.決定方法(多数決等)
7.その他(マナー、議論の仕方等)

を決めた上で、電子会議を開催する。これはフェイス・ツウ・フェイスの会議
と何ら変わるところはないと思います。 上記のような電子会議室をうまく運
営出来ているところは今のところ殆どないのではないでしょうか? 

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情報交換の場としてのメーリングリストの活用

1.報告、紹介
2.連絡
3.相談・・・・いわゆる報連相(ほうれんそう)ですね。
4.提案
5.意見交換
6.雑談

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に向いているのでは、議論の場と言うよりは、参加者相互の確認、共有の場と
しての活用が主となるのではないかと思います。

したがって、現在運用されているメーリングリスト、電子会議室はいずれも「
情報交換の場」としての役割が大きいのではないかと思います。その中に一部
議論の場、会議室と勘違い(もともと判っていない)して険悪な状態などにな
ってしまう例を多々見かけます。

 ネットワーク醍醐味は双方向によるピンポン会話、ぼけとつっこみの相互の
やり取りが、感動をよんだり、違ったアイデアが出たり、やる気が出たりと良
い面をいかに出せるような仕組みにしていくか?が問われるように思います。

「電子会議室」と「情報交換の場」という2つがあるということを参加者に認
識して貰うだけでも、かなり変わってくるのではないかと思います。これを区
分けするのが管理者の役割だと思います。またその場をコーディネイトするこ
とも重要な役割ではないかと思います。
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緩やかな繋がりの中で、参加者各自が自由に、自分の言いたいことを言える。
聞いて貰える。共感して貰える。参加して良かったという気にさせてくれる。
そんな場を作るにはそれなりに、仕掛けが必要であり、なかなか難しいところ
ですが、参加者の内何人かは直接あったこと、フェース・ツウ・フェースで意
見交換などをした人を含めることでかなり違ったものになってくるのではない
かと思います。