投稿者 スレッド: 明日の記憶  (参照数 298 回)

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明日の記憶
« 投稿日:: 8月 17, 2013, 01:16:25 pm »
書名:明日の記憶
著者:荻原 浩
発行所:光文社
発行年月日:2004/10/25
ページ:327頁
定価:1500円+税

仕事においては大きなクライアントとの契約が決まり、プライベートにおいては娘の結婚が決まる、と順風満帆に見えた彼を突如、物忘れが激しくなる、めまい、幻覚といった不可解な体調不良が襲う。
仕事仲間の名前、顔が思い浮かべられない。家庭も省みず仕事、仕事に生きる50歳、広告代理店営業部長の佐伯は若年性アルツハイマーと診断された。失われる記憶、生きるとは?生きているとは?全ての記憶を失った時人は生きているのか?段々と進む記憶の喪失をノートに記録しながら自分の病の進行状態を静かに見つめる自分があり、また時には自暴自棄になってしまう自分があり。若年性アルツハイマーに戸惑いながらも必死に付き合っていく過程を描いている。