素人の素人による素人のためのニュース
素人が言ったことを、素人のライター(もはや記者ではない)がまとめて、それを素人が見て、納得しているという、素人の素人による素人のためのニュースが日々流れているわけで、フェイクニュースが横行するのも無理はないというのが、メディアの現状なのだ。
私が情報の価値を測るときに、指標としているのは、先述したように、顔の見える専門家から直接聞くことに加え、10人のうち2人以上がその情報を知っているかどうかを意識している。
もし10人のうち1人しか知らない情報であれば、その情報は極めて価値が高いといえるからだ。もし、10人のうち2人以上が「ああ、あれね」というのであれば、残念ながらその情報に価値はない。