特別展「桃山―天下人の100年」&ロンドン・ナショナル・ギャラリー展
昨日は6ヶ月毎のCT検査のために、信濃町の慶應義塾大学病院へ行ってきた。2
年前に新しい棟が出来てから、少しずつ内部のレイアウトなどの変更を行って
きたが、昨日は通路が大幅に変更になっていた。各科の受付まで行く通路が見
えない。ちょっと戸惑った。
入り口に体温測定用の機器が新しくなっていて要領よく測ることが出来る。多
分正確なんでしょう。殆ど待たずに測れる。患者の数も段々増えてきた。6ヶ
月前は殆ど患者らしき人はいなかった。CT検査では造影剤を挿入する為に血管
に針を入れるのであるが、今回は右手、左手どちらも入れることが出来ない。
血液検査のときいつも看護士が困っている。どうするか観察していると、自分
たちより経験豊富な先生を呼んできた。さすが、自分で駄目なときは他を探す。
是、鉄則ですね。
お陰で左手の失敗した針跡だけで被害はすんだ。でも右手の薬指の付け根のと
ころに細い針を刺して造影剤を入れた。ここは痛い。また今日もまだ黒くにじ
みが残っている。失敗した看護士さん達がいうには筋肉が発達していて、血管
がごく一部しか表面から見えないので探すのが難しいとのこと。（ほんと？）
でも血液検査で失敗する看護士は多かった。普通は左手を差し出してやって貰
っていたが。
検査自体は9:20で終わったので、そのまま帰るのもと思って上野に行くことに
した。山手線から上野公園口へ通路を探すとかなり北の方に導かれる。おかし
い感じで誘導されるまま通路を歩いて行くと、文化会館と西洋美術館の間の道
路にまっすぐ行ける場所に改札口が出来ていた。上野駅でも一番北側、そして
駅前の道路は行き止まりになっていた。したがって改札口を出てから信号も待
たずに上野公園方面に行けるようになっていた。11月に完成するらしいがほぼ
出来上がっていた。
東京国立博物館の予約は11:30だったので、時間つぶしのつもりで国立西洋美
術館の「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」を観にいった。ここは身体障
害者の場合予約は不要で観たいときに入場させてくれる。他の人は予約制なの
で、今までの展覧会からすると格段に人が少ない。「ロンドン・ナショナル・
ギャラリー展」はこれど西洋絵画という位綺麗で感動する絵がいっぱい。あっ
と驚かされた。
国立西洋美術館のセンスの良さが判る展示です。ゴッホの「ひまわり」は複数
あって今回、来たものは本邦初公開とか、7枚のひまわりとゴーギャンに関す
るお話などの説明もあって良くわかる。今回の作品にはモネ、ルノアールなど
教科書でも有名な作品、作家が一堂に揃っていた。残念ながら18日（日）まで、
そして2023年までこの美術館休館するらしい。当分観られない（改修工事かな
）
次に、東京国立博物館で特別展「桃山―天下人の100年」（前期）を観てきた。
ここも予約制なので、事前にネットで予約券を入手（前の日の夜）した。（身
体障害者でも必要）普通の人は予約券だけでなく、チケットの購入まで進むの
ですが、予約券だけでお仕舞い。30分間隔で入場するのですが、人の数は凄く
少なかった。インターネット以外の予約券の入手手段がないのが原因、いや入
場料が2400円（いつもは1600円、50%アップ）になったのが原因か。会場にも
人は少ないし、作品が洛外洛中図とか狩野派、長谷川等伯、の屏風など大型の
作品が多かったので人が集中しないので、のんびりとじっくり見ることが出来
た。前期には長谷川等伯、後期には狩野永徳と2回に分けて出展される作品が
あって、後期にも見に行きたいと思わせている。
いずれも桃山時代から江戸時代初めの作品群が展示されていて、迫力抜群です。
また良い作品が並んでいます。是非観ておきたい作品が並んでいました。コロ
ナのお陰で混まずに観ることが出来た。まだまだ自粛している人が多いのでし
ょうね。東京以外からのお上りさんが少なかったように思う。いつもは地方の
人が一杯だから、しゃべりでわかるのですが、今回はマスクで「しゃべるな」
と入り口に注意書きがあった。ので静かに楽しめました。
特別展「桃山―天下人の100年」 - 風に吹かれて
http://princeyokoham.sakura.ne.jp/cpg16/thumbnails.php?album=6東京国立博物館 - 展示 日本の考古・特別展（平成館）特別展「桃山―天下人
の100年」
https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=2043展覧会公式サイト
https://tsumugu.yomiuri.co.jp/momoyama2020/ロンドン・ナショナル・ギャラリー展｜国立西洋美術館
https://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2020london_gallery.html【公式】ロンドン・ナショナル・ギャラリー展
https://artexhibition.jp/london2020/
