星野富弘「花の詩画展」
http://pasopia.velvet.jp/nota2/nota/?20191027194354今日は戸塚の区民文化センターで開催されていた星野富弘「花の詩画展」を見
に行ってきた。戸塚は近年駅前の周りとか極端に変わってあたらしい建物が一
杯建っている。昔の戸塚とは大違いの街になっている。戸塚区役所が一つのビ
ルに入っており、区民文化センターも出来たばかりの新しいところ。星野富弘
さんは1980年代に『鈴の鳴る道』という本を読んで知っていました。ただ作品
は本でしか知らなかった。でも昨日、東京新聞にこの展覧会のことが載ってい
たので早速行ってきた。この人の詩は「あいだみつお」みたいに理屈ぽくなく、
自然にほとぼり出てきた感じが特に良い。そして修飾もなにもない素朴な純粋
な言葉が人を動かす。手も足も動かせない。しゃべることはできる。口に筆を
咥えて絵を描き(絵の具は母、妻)、詩を書く。そんな作品が65点、展示され
ています。
鑑賞している途中に、ちょっとざわめきがあって拍手なんかが聞こえてくる。
今日群馬に帰るという星野さん本人と、富弘美術館(群馬県みどり市立)の館
長さんらが突然来られて(展覧会を開催している関係者も全然知らなかった)
皆さんに挨拶、そして作品の感想、質問などして1時間ほどで引き上げられた。
作品を見た人から一人一人感想を聞きながらお互いに自分もそう思ったとか?
そんなことは気がつかなかったとか?結構よく知っておられる方々も多かった
ように思う。なかなか有意義なひとときでした。
星野富弘は知っていたけれど73歳、そんなに若いとは思わなかった。この人の
花の詩画はこころを洗われるものがあり、一種の清涼感を与えてくれる。興味
ある方は11月3日までやっていますので見に行ってください。
星野富弘さん個展、開催中 詩碑のある戸塚で念願
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