投稿者 スレッド: 「東山魁夷展」「ピエール・ボナール展」「改組 新 第5回日展」を見てきました。  (参照数 568 回)

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「東山魁夷展」「ピエール・ボナール展」「改組 新 第5回日展」を見てきま
した。

今日、日展を見ようと乃木坂の国立新美術館に行ってきました。日展は昭和の
時代は京都展、東京都美術館で開催されていたのをよく見ていましたが、平成
になって初めて行く気になった。ところが国立新美術館を私のいつもの東京都
のポケット地図(2007年発行)で見ると建設中になっていました。千代田線の
乃木坂駅から6番出口を目出していくと直結で美術館の入り口につきます。わ
かりやすいところです。10時過ぎにつきましたが、当日券チケット売り場には
大勢の人が並んでいました。

東山魁夷展、ピエール・ボナール展、改組 新 第5回日展の3つの展覧会が開催
れていた。みなさんのお目当ては東山魁夷展。そこで私と東山魁夷展も見てみ
ることにした。東山魁夷は知ってはいるけれど本当の作品を見るのは初めてだ
った。有名な割に知らなかった。日本画という枠からは外れた素晴らしい作品
が並んでいます。京都を題材にしたスケッチ、どれも昔懐かしい昭和が輝いて
いました。二条城の石垣、祇園祭、北山杉に雪などひと目で京都のどこかがわ
かる。特徴をよく捉えています。

東山魁夷展は混んでいましたが、絵の前で少しじっくり待つと前の人がいなく
なるので、じっくり時間をかければ楽しめます。唐招提寺の壁画が会場に再現
されていて、見事でした。平成27年から改修工事中で7年後に完成するまで、
この壁画を見られない。2022年にはまた見られるそうです。その後ピエール・
ボナール展を見て、この人は初めてで、よくわからなかった。1900年前後に活
躍した人らしい。

それから日展を見に行った。ここの国立新美術館は広い広いところで大きな展
覧会が3つも開催しても十分な広さをもっている。特に日展は1階から3階まで
の会場に作品が並んでいた。日本画25室、洋画24室、書、彫刻、工芸とたくさ
んの作品がいっぱい。すごい迫力を感じた。東山魁夷展が素晴らしかったので、
日展はやっぱり見劣りがした。先に日展を見るほうが良かった。ただ若い人た
ちの作品に対する情熱がビシビシ伝わってきた。でもさすが、3つの展覧会を
見て回ると、やっぱり疲れてしまった。ゆっくりじっくり一つの展覧会を楽し
んだほうがいいかな?
ここはやっぱり場所が広すぎるきらいがある。

東山魁夷展は午後になると、すっと人が減って、待たずに入場できるようにな
った。「ピエール・ボナール展」「改組 新 第5回日展」は空いていた。

生誕110年 東山魁夷展
http://www.nact.jp/exhibition_special/2018/kaii2018/
オルセー美術館特別企画 ピエール・ボナール展
http://www.nact.jp/exhibition_special/2018/bonnard2018/
改組 新 第5回 日展(主催:公益社団法人 日展)
http://www.nact.jp/exhibition_public/H30/#181102-1125