『みをつくし料理帖』シリーズ
2009年に第1作を発表し2014年刊行の第10作で完結した『みをつくし料理帖』シリーズは、
全10巻で300万部を超える大ヒットシリーズ
1. 八朔の雪 みをつくし料理帖(2009年5月15日発売)
狐のご祝儀―ぴりから鰹田麩……文化9年11月の話
八朔の雪―ひんやり心太……文化10年8月の話
初星―とろとろ茶碗蒸し……同年9月~11月の話
夜半の梅―ほっこり酒粕汁……同年12月~文化11年1月の話
2. 花散らしの雨 みをつくし料理帖(2009年10月15日発売)
俎橋から―ほろにが蕗ご飯……文化11年春の話
花散らしの雨―こぼれ梅……同年3月の話
一粒符―なめらか葛饅頭……同年4月の話
銀菊―忍び瓜……同年5月の話
3.想い雲 みをつくし料理帖(2010年3月15日発売)
豊年星―「う」尽くし……文化11年6月の話
想い雲―ふっくら鱧の葛叩き……同年6月~8月の話
花一輪―ふわり菊花雪……同年8月~9月の話
初雁―こんがり焼き柿……同年10月の話
4.今朝の春 みをつくし料理帖(2010年9月15日発売)
花嫁御寮―ははきぎ飯……文化11年10月の話
友待つ雪―里の白雪……同年11月の話
寒紅―ひょっとこ温寿司……同年11月~12月の話
今朝の春―寒鰆の昆布締め……同年12月の話
5.小夜しぐれ みをつくし料理帖(2011年3月15日発売)
迷い蟹―浅蜊の御神酒蒸し……文化12年1月~2月の話
夢宵桜―菜の花尽くし……同年2月~3月の話
小夜しぐれ―寿ぎ膳……同年3月~5月の話
嘉祥―ひとくち宝珠……同年5月の話
6.心星ひとつ みをつくし料理帖(2011年8月10日発売
天つ瑞風―賄い三方よし……同年8月の話
時ならぬ花―お手軽割籠……同年9月の話
心星ひとつ―あたり苧環(おだまき)……同年10月の話
7.夏天の虹 みをつくし料理帖(2012年3月15日発売)
冬の雲雀―滋味重湯……文化12年11月~12月の話
忘れ貝―牡蠣の宝船……文化13年1月~2月の話
一陽来復―鯛の福探し……同年3月の話
夏天の虹―哀し柚べし……同年4月~5月の話
8.残月 みをつくし料理帖(2013年6月15日発売)
残月―かのひとの面影膳……文化13年6月~7月の話
彼岸まで―慰め海苔巻……同年7月~閏8月の話
みくじは吉―麗し鼈甲珠……同年閏8月~9月の話
寒中の麦―心ゆるす葛湯……同年9月~10月の話
秋麗の客 (特別収録)……同年9月の話
9.美雪晴れ みをつくし料理帖(2014年2月18日発売)
神帰月―味わい焼き蒲鉾……文化13年11月の話
美雪晴れ―立春大吉もち……同年12月~文化14年1月の話
華燭―宝尽くし……同年1月~2月の話
ひと筋の道―昔ながら……同年2月の話
富士日和 (特別収録)……同年2月の話
10.天の梯 みをつくし料理帖(2014年8月9日発売 この巻をもって完結となる)
結び草―葛尽くし……文化14年8月の話
張出大関―親父泣かせ……同9月~12月の話
明日香風―心許り……文化15年1月~2月の話
天の梯―恋し栗おこし……同年3月~文政元年4月の話
別.みをつくし献立帖(2012年5月15日発売)
作中に登場しないレシピや「つる家」の間取り、著者のエッセイ、澪と野江の子供時代の
短編「貝寄風」などが収録されている。