投稿者 スレッド: 衆  (参照数 407 回)

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« 投稿日:: 5月 01, 2017, 10:12:02 pm »
書名:衆
著者:堂場 瞬一
発行所:文藝春秋
発行年月日:2012/5/30
ページ:365頁
定価:1700円+税

1968年学生運動が盛んな頃、麗山大学の学生時代を過ごした主人公鹿野道夫、
東京の大学を定年退職して、麗山大学に赴任してきた。四十年ぶりに麗山市に
戻ってきた。その理由は?1968年、機動隊との衝突の最中、一人の高校生が命
を落とした。団塊世代より少し若い著者が団塊世代の過去の真相に迫る。違っ
た世代の視点からの学生運動、団塊世代を見るところがなかなか面白い。ちょ
っと主人公鹿野道夫を一般的なモデルが一元的に捕らえているところもあるが、
面白い試みだと思う。現代に生きながら40年前を生きるそんな主人公、友人達
の関係。なかなか面白い。

団塊の世代とは何だったのか? 『衆』 (堂場瞬一 著)
http://hon.bunshun.jp/articles/-/939