投稿者 スレッド: 運命峠  (参照数 590 回)

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運命峠
« 投稿日:: 3月 01, 2013, 04:38:47 pm »
書名:運命峠Ⅰ 夕陽剣推参
著者:柴田錬三郎
発行所:集英社
発行年月日:2008/04/10
定価:720 円+税

書名:運命峠Ⅱ 一死一生
著者:柴田錬三郎
発行所:集英社
発行年月日:2008/04/10
定価:680 円+税

書名:運命峠Ⅲ 乱雲
著者:柴田錬三郎
発行所:集英社
発行年月日:2008/05/09
定価:700 円+税


徳川磐石の天下、秋月六郎太と豊臣遺児秀太郎を巡る物語。柴田錬三郎の剣豪小
説。一連の作品を読んでいて作家というよりも職人という感じがする。柴田錬三
郎は作家ではなく、職人作家ではないかと思う。芸術、文学の前に読者の満足す
るようなストーリーを企画して筆をもて遊ぶ。山あり谷ありの物語構成。なんか
読者の心を自由自在に操ることを楽しみながら書いているように思う。こんな人
は作家より職人芸という感じがする。今回もその芸に載せられて楽しく読んでし
まった。運命峠はⅣもあるようです。皆さんも楽しんでみられては。

書名:運命峠Ⅳ 暗夜剣
著者:柴田錬三郎
発行所:集英社
発行年月日:2008/05/09
定価:720 円+税

運命峠の最後の巻を手に入れて読んでみました。前の3巻で中途半端になっていた
話が続いてきました。秋月六郎太と豊臣遺児秀太郎を巡る物語。の最終回。宮本
武蔵と秋月六郎太が将軍家光の前で御前試合、これに勝つと秀太郎が母と会える
ことが出来る。そんな重大な役目が秋月六郎太に、でも大不覚をとって、六郎太
は失明の危機に!野望に狂う甲賀忍者七兵衛に目つぶしの毒煙をくらう。将軍家
光の暗殺を謀る福島家の残党がうごめく。そんな中六郎太は!柴田錬三郎の語り
が生きてくる。

« 最終編集: 3月 01, 2013, 04:41:23 pm by admin »