投稿者 スレッド: こころ 花あかり  (参照数 265 回)

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こころ 花あかり
« 投稿日:: 1月 20, 2016, 07:46:42 pm »
書名:こころ 花あかり
著者:岡部 伊都子
発行所:海竜社
発行年月日:1998/9/24
ページ:262頁
定価:1600円+税

いのちへの愛、いのちへの感謝。出逢いがともす心のあかり。ほのかに優しく私の今を照らす。存在すべてに自分のいのちとの接点がある。著者がこれまで書いてきた「解説」(他の作家の著書の後ろに)をあつめ、もう一度見直したエッセー。人との出会い、本との出会いなどを通じて著者の生き様の一環が見えてくる。「豆腐屋の四季」の松下竜一との出会い、カメラマン岡村昭彦との出会い、梅原猛、夫人との出会い。32才で癌で右腕切断して左手絵を描いた画家三橋節子との出会い。リズム感のある文章で言葉づかいに感心しながら読んだ。 この世代の女性はなかなか教養がある。