書名：新版 絵地図師・美江さんの東京下町散歩
著者：高橋 美江
発行所:新宿書房
発行年月日：2013/9/30
ページ：125頁
定価：1800円+税
絵地図師・美江さんの視点で東京下町散歩8コースを順に紹介してある本です。いったこともあるところ、まだ行ったことがない場所、これから行ってみたいところも満載。東京の下町歩きには良い本です。旧版が実態と合わなくなったと言うことで、再度取材を含めて再構成された本です。旧版に登場した人が故人だったり、元あった建物がなくなったりしたりしています。
そのアフターフォローもされています。普通のガイドブックとはひと味もふた味も違う面白い本です。浅草雷門1866年に消失して、1960年まで雷門は無かった。それを再建資金を出したのは松下電器産業の松下幸之助、またおおきな提灯も寄贈している。その提灯が京都の提灯屋、一昔前の江戸っ子だったら、意地でも町衆でなんとかしたでしょうね。松下幸之助の病気が治ったお礼だとか？
まず目の付けるところが違う。また各コースの冒頭に楽しい絵地図もありがたい。開いてA4版だったらもっと良い。少し大きい。
東京下町散歩8コース
・浅草表玄関
・浅草観音裏
・お茶の水・神保町
・本郷
・向島
・日比谷、有楽町
・根岸
・谷中
