神社合祀
神社合祀(じんじゃごうし)とは、神社の合併政策のことである。神社整理ともいう。複数の神社の祭神を一つの神社に合祀(いわゆる稲八金天神社)させるか、もしくは一つの神社の境内社にまとめて遷座させ、その他の神社を廃することによって、神社の数を減らすというもの。主に明治時代末期に行われたものをさす。
自然災害の歴史;琵琶湖西岸断層
http://ohmikairou.org/col312.html明治39年(1906)に「神社合祀令に関する」勅令が発布されて、地方の集落神社が国家統制の下に実施された神社整理の嵐が全国を吹き荒れた事
合祀令による神社整理の実態
この国家統制は、法律でなく勅令によるもので、その推進は地方長官(府県知事)の裁量に委ねられた。その結果、府県によって、その徹底度はかなり大きな差を生じた。
A 激甚県 減少率87%の和歌山県、他4県
B 強行県 減少率64%の大阪府、他7県
C 順応県 減少率33%の滋賀県、他21県
D 無視県 減少率11%の京都府、他11県