『うなゐの友』 - つみかさね
https://3yokohama.hatenablog.jp/entry/2022/12/31/153815清水晴風編の〈うなゐの友〉は「こけし図版」を掲載した最初の文献らしい。
先日東京百人一首を調べたときに偶然見つけた『うなゐの友』です。こけしの
形もいろいろあって見ていて楽しい図版です。玩具のこけしをとりあがている
所が面白い。昔の人は記録を残すことが多いですね。特に職人は模様なども図
版にして残している。今でも新鮮な驚きを持って見ることが出来る。
編者清水晴風は当初〈うなゐの友〉十編を出す予定であったが、六編までで亡
くなったので、版元芸艸堂山田直三郎の勧めで西澤笛畝が後を引き継ぎ完成さ
せた。
初編は明治24年10月刊、その後約10年を経て、明治35年12月に貳編、明治39年
11月三編、明治41年11月四編、明治44年5月五編が出て、以下、六編大正2年6
月へと続く。西澤笛畝の七編以下は大正6年5月刊からであった。
うなゐのとも | 京都大学貴重資料デジタルアーカイブ
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