投稿者 スレッド: 燃える氷  (参照数 377 回)

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燃える氷
« 投稿日:: 3月 01, 2013, 09:47:55 pm »
書名:燃える氷
著者:高任 和夫
発行所:講談社
発行年月日:2003/5/30
ページ:339頁
定価:1800円+税

日本沿岸の海底に天然ガスの100年分の量が眠るメタンハイドレート(メタンガス
が高圧低温で水分子に閉じ込められシャーベット状になったもの)。次世代のエ
ネルギーとして期待されている。雑誌編集者の上杉俊介はメタンハドレートの開
発の実態を追う。長期に渡って低迷を続ける日本経済を劇的に救う次世代エネル
ギーに政府や産業界の期待も高まっていた。そして商業化も間近に迫っていた。
駿河湾沖ではメタンハドレートを掘削するプラットホーム、そして固形化する海
上工場の建設も完了していた。そんなときに各地に地震が発生。駿河湾を震源と
するマグニチュード7.2の地震が発生する。また富士山も不気味な鳴動を始めた。
近未来を描いた小説です。