投稿者 スレッド: 牙 江夏豊とその時代  (参照数 377 回)

admin

  • Administrator
  • Hero Member
  • *****
  • 投稿: 59068
    • プロフィールを見る
牙 江夏豊とその時代
« 投稿日:: 3月 01, 2013, 05:47:20 pm »
書名:牙 江夏豊とその時代
著者:後藤 正治
発行所:講談社
発行年月日:2002/2/1
ページ:326頁
定価:1800 円+ 税

1970年代、長島がいた、王がいた、堀内がいた、村山がいた、そして江夏がいた
。江夏は成績もそれなりに残したが、記憶に残る選手だ。江夏ストライク、王ボ
ールという審判に判定させてしまう凄さがあった。今の選手のなかでこんな破天
荒な選手はもういない。直球を思い切り投げて決して逃げないそんな勝負。見る
ものに感動以上のものを与えてくれた。

本書は、現役生活18年の通算成績が206勝158敗193セーブ、最優秀防
御率一回、最多勝二回、最優秀救援投手五回の、江夏豊の阪神時代を書いたノン
フィクションである。巨人:一番柴田、二番土井、三番王、四番長嶋、五番高田
、六番末次、七番森、八番高橋一三、九番黒江に何がしか懐かしさを覚えるよう
な方にとっては楽しい。阪神:一番藤田平、二番西園寺、三番遠井、四番カーク
ランド、五番藤井、六番小玉、七番吉田、八番辻、九番江夏。

阪神の江夏を中心に描いている。今はテレビ大阪の解説者をやっているとか。