書名:燃えさかる薪
著者:曽野綾子
発行所:中央公論社
発行年月日:1998/8/18
ページ:326頁
定価:629円+ 税
久しぶりに曽野綾子の本を読んでみた。シンガポールに暮らす亜希子は複数の女
性と浮気を繰り返す良人に飽き飽きして離婚して、日本に帰る。日本に住む高校
の同級生の画家との新生活に臨む。そんなある日、元の良人が爆発事故のせいで
大やけどを負ったという連絡が入る。自業自得と全く気にもとめなかった亜希子
が段々変わって行く。曽野綾子流の聖書の一節を紐解きながらその後の物語を語
る。読んだあとで何か心に残る小説です。