投稿者 スレッド: 孤宿の人  (参照数 389 回)

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孤宿の人
« 投稿日:: 3月 01, 2013, 04:53:46 pm »
書名:孤宿の人(上)
著者:宮部みゆき
発行所:新人物往来社
発行年月日:2005/06/21
定価:1800 円+税

書名:孤宿の人(下)
著者:宮部みゆき
発行所:新人物往来社
発行年月日:2005/06/21
定価:1800 円+税

久しぶりに宮部みゆきの時代小説を読んだ。モデルは鳥居 耀蔵、丸亀藩がベース
。でも架空の物語。作中では丸海藩。「加賀殿」。勘定奉行まで勤めていた加賀
殿を死罪にも出来ずに処置に困った幕府が丸海藩に送られてくる。死なれてしま
っては藩の責任。加賀殿を巡る藩の役人達の葛藤、藩主一族のお家騒動が相まっ
て物語りが展開する。阿呆から名付けられたという「ほう」という一人の少女、
加賀殿から「呆」という名前から「方」という名をつけて貰う。最後にはお前は
たからだと純真な気持ち。「宝」と名付けられる。この少し知恵の遅れている「
ほう」が主人公。