書名:半村良コレクション
著者:半村良
発行所:早川書房
発行年月日:1995/9/15
定価:777 円+税
半村良1963年SFマガジンでデビュー、以後SF、時代小説、風俗小説の傑作を次々
と世に送り出してきた。壮大な構想と変幻自在の語り口(語り部、大嘘で嘘部)
で魅了される作家です。その半村良の短編32編が集めれてた本です。デビュー当
時からの作品を一気に集めてあり、なかなか面白い。幻の名作「赤い酒場を訪れ
たまえ」などもある。合う人一人一人がどんなことを考えているか瞬間的に判っ
てしまう「亜矢子」などSFの世界を垣間見せてくれる。ショートショートといえ
ば星新一であるが、半村良のショートも良い。約100冊ほどの著書があるが、殆ど
読んでいるが、この短編ははじめて読むものばかりだった。