投稿者 スレッド: 年収300万円時代 日本人のための幸福論  (参照数 374 回)

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年収300万円時代 日本人のための幸福論
« 投稿日:: 3月 01, 2013, 03:50:03 pm »
書名:年収300万円時代
  日本人のための幸福論
著者:森永卓郎、カレル・ヴァン・ウォルフレン
発行所:ダイヤモンド社
発行日:2005/5/26
定価:1500円+税

森永卓郎とカレル・ヴァン・ウォルフレン(オランダ人日本での生活が長い)の
対談集です。二人ともかなり似たところがあるのですが、微妙に違った視点が面
白い。「カネ、カネ、カネ」を求めてある程度の金持ちになると、また金メダル
競争と一緒で、世界一の金持ちを願う。歯止めのない飢餓地獄に陥ってしまう。
何処で満足するか?歯止めをかけるか。何が幸せなのか?しっかりと自分を見つ
めていこうという。自分らしさを取り戻そうという本です。ある程度成功して食
べるの困らなくなって、美食が出来る年になると、体の方がガタガタ、美味しい
ものを食べようとすると最近は政府がご丁寧に「メタボ」と警告してくれる。そ
こでオカネをいくら持っていても食べたい物も食べられない。知足(足を知る)
の生活ですね。スポーツセンターの会員になって見たりと、オカネをもったこと
でいろいろ余計なことをしなくてはならなくなって、結果自分は何をしているの
か?自分でも判らなくなってしまう。こんな人は一度立ち止まって見よう。

本書より
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多くの人々が、幸福をおいかけなければならない、狩人のように「追求」しなけ
ればならないと思い込んでいる。
幸せは思いがけず訪れる。幸福とは、何かに付随してもたらせる「副産物」だ。