書名:池上彰の情報力
著者:池上彰
出版社:ダイヤモンド社
発行年月日:2004.2.18
定価:1400+税
NHKの「週間こどもニュース」を担当している池上彰の本です。NHKの記者としての
経験で得たノウハウを披露してくれています。年代も私とほとんど同じ、年300冊ほ
どの読書量とか?最近は本を書いたりしているので200冊程度、「買うか買わないか
迷ったときは買うこと」これは本屋でのこと。本屋は頻繁に通って何処に何があるか、
わかるようになると時間の節約が出来る。隙間時間の使い方は参考になる。
私と一緒で酒が飲めないとのこと。毎日夜の時間をいかに使うか?読書は電車の中が
書斎とか?
パソコン、ワープロは使うがやっぱりアナログ的な新聞の切り抜き、本からの情報収
集。手帳はNHKの職員用の手帳で。
一つのことを調べる、勉強したいときは片っ端から類似の本を買ってくるとのこと、
昔誰かが、一つの事を調べるには20万円ほど本を買ってきたら大抵のことはわかるとか
聞いたことがあるが、同じような事を実践している。
記者時代、こどもにニュースの経験もあり非常に文章が洗練されていてわかりやすい。
難しいことを優しくわかって貰うように説明するのは難しい。それをいろいろ試行錯誤
しながら実践してきた経験がこぼれるような文章です。
インターネット、衛星放送、情報過多の時代の情報選択眼はやっぱりアナログ的な新聞
、週刊誌、本がベースで養うしかないようです。一読の価値のある本では無いでしょうか