WindowsXPからZorin6.2(linux)に乗り換えてみた
WindowsXPのサポートが4月9日で停止になる。そこで10年前購入のノートパソコンを使ってlinuxマシンにチャレンジしてみました。(OSを別の物にする)
Linuxディストリビューションで有名なUbuntuを7種類ほどインストールして旧ノートに使えそうなものを模索してみました。
・Ubuntu12.10 32ビット(最新版)はスペック不足でメニューしか表示されない(後で、Ctrl+Alt+tで端末を開いてsudo apt-get update及びsudo apt-get upgradeコマンドでアップデートすると表示出来ることが判った。)(日本語にも苦労しなくても良かったかもしれない)
・Ubuntu12.04 32ビットこれもスペック不足(上記と一緒)
・Lubuntu12.04 32ビット 導入できたが、メニュー、外観などが気に入らない。
・その他3種ほど、日本語化が難だった。
・Zorin6.2 32ビット(Lubuntu12.04をベースにモデファイしたもの)
これは導入出来たが、日本語表示が出来ない。
日本語表示させるまでいろいろと試して2日ほど頑張ってみた。導入直後アップデート(500MBの更新ファイル)が旨くいかない。そこで端末を使ってコマンドでアップデートを実施、それで日本語設定、日本語化ファイルをインストールことが出来る環境になった。
次は(ソフトセンターから)アプリケーションのダウンロード、インストールが旨くいかない。コマンドでダウンロード、インストールは可能。しかし使い勝手が悪いので、いろいろ調査したところ、ダウンロード出来るサイトを最適な場所を探すことを設定する部分があったので、その設定してみた。日本のサイト(理研、筑波大学)に接続するようにして、ようやくアプリケーションソフトのダウンロード、インストールが出来るようになった。一応使えるようになったので、覚え書きを書いています。
パソコンの起動時間は1分30秒ほど、Xpとほぼ同程度で重い感じはない。
無線LANへの接続は問題なくすぐに繋がった。
有線LANはインストール時から繋がっていた。
USB、DVDなどの接続も簡単に出来る。
ネットワーク接続については重い。(よく調べてみるとIPV6接続が邪魔しているようだ。設定ファイルを書き換えてIPV6を無効にすればいいということが判ったが、旨くいっていない)
FirefoxについてはIPV6を無効に設定できるので、かなり早くなった。それ以外のブラウザでは遅い。
Youtubeなども問題なくみることが出来るようになった。アプリケーションソフト等は問題なく使用できる。
10年前のパソコン、特にCPUが1コアのものに比較的新しいlinuxをインストールするというのは難しい気がした。Xpの最後の時期、vistaを搭載したパソコン環境だともっと簡単にインストールが出来ると思う。(Windows7にバーチャル環境を作って最新のLinuxを導入したときなど何の問題もなくインストール出来た)linuxを使うにはマウス操作だけではなく、端末でコマンドを打って使う場面が出てくるので少し、コマンドなどを勉強して置いた方が良い。またネット上には困ったときのための情報が沢山あるので、それを参考にいろいろチャレンジしてみると良いと思う。
ノートパソコンの仕様(2004.10購入)
デル Inspiron 1150 スタンダードノートPC
http://www.ari-web.com/shop/pc/dell/inspiron-1150.htmCPU:インテルR CeleronR 2.4GHz
メモリ:768MB DDR-SDRAM
HDD:40GB
今回のチャレンジでIPV6の問題が見えてきた。WindowsXPではIPV4に制限されているのでネットの接続は問題なく行えるが、非力なマシンではIPV6設定は無効にしておいた方が良い。
以前に比べてFirefoxが遅くなったと感じていたが、今回Windows7マシン、WindowsXPマシンでもFirefoxのIPV6を無効にしてみると早くなった。
Firefox で IPv6 を無効にするには:
ロケーションバー に about:config と入力し、Enter キーを押します。
about:config の "動作保証対象外になります!" という警告ページが表示されます。細心の注意を払って使用する をクリックし、 about:config ページを開いてください。
検索 欄にIPv6 と入力してください。
設定リストのnetwork.dns.disableIPv6 をダブルクリックし、値を true に設定してください。