投稿を表示

This section allows you to view all posts made by this member. Note that you can only see posts made in areas you currently have access to.


Messages - admin

ページ: 1 ... 2318 2319 [2320] 2321 2322 ... 3922
34786
【やじうまWatch】 過去数十年分を網羅、北朝鮮ミサイル実験の詳細が分かるデータベースを米NTIが公開中 - INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/1078041.html

34787
日本人の知らない「気仙沼」の現在…街壊滅から6年、奇跡の復活の物語 | ビジネスジャーナル
http://biz-journal.jp/2017/08/post_20375.html

34788
産経が朝日、毎日、東京を「安倍叩きのためならどんなことでも」と攻撃! 安倍擁護でフェイク垂れ流し新聞がどの口で…|LITERA/リテラ
http://lite-ra.com/2017/08/post-3421.html

34789
役立たず「Jアラート」を使ったのは北朝鮮危機を煽りたい安倍政権のパフォーマンスだった!|LITERA/リテラ
http://lite-ra.com/2017/08/post-3420.html

34790
本に出会う / 精姫様一条 お狂言師歌吉うきよ暦
« 投稿日:: 8月 29, 2017, 11:46:32 pm »
書名:精姫様一条 お狂言師歌吉うきよ暦
著者:杉本 章子
発行所:講談社
発行年月日:2014/11/14
ページ:348頁
定価:800 円+税

将軍家の姫の嫁を迎えることを迎える側は「厄介姫」と敬遠していた。「迎え
れば家格は上がるが、莫大な費えがのしかかってくるからだ」今回は12代将軍
・家慶の養女・精姫の輿入れについて。将軍家より久留米藩有馬家と彦根藩伊
井家に精姫の輿入れについて打診があった。両藩とも断ることで共同戦線を張
ったのであるが、お狂言師の歌吉に将軍家の姫の嫁ぎ先をめぐり下される密命
が下る。恋あり、ミステリーありの物語です。
江戸時代の中がそこにあるようにすぐに物語の中に入っていける気楽さがある。
また習慣、町並みなども当時の中にいる人が言っている。行動しているような
描写なかなか面白い。また文章の始め方、終わり方。そして流れ方なかなかの
ものです。




34791
本に出会う / 大村益次郎
« 投稿日:: 8月 29, 2017, 11:27:34 pm »
書名:大村益次郎
著者:佐山 咲平
発行所:学習社
発行年月日:昭和17年6月5日(1942年)
ページ:233頁
定価:65銭

昭和17年(紀元2602年2月(皇紀))に発行された青少年向けの本です。司馬
遼太郎の花神とはかなり違っています。(宇和島藩に妻が後から行っている。
楠イネとの関係などは無かった)青少年向けと時は戦時下を反映してやさしく
書かれていますが、わかりやすい大村益次郎伝になっています。また後書きな
どで死ぬことの意義、兵隊に行く行く意義などが書かれています。これは当時
の事情の反映でしょうね。

この本では大村益次郎の事蹟の中で特筆すべきものとして徴兵制(武士による
各藩の藩兵を解散して)国民の全てから兵を募る。これが民主主義、平等と。
また招魂社の出来るまでの裏ばなしなど。この本が参考にした大村に関する本
「田中惣五郎著 近代軍制の創始者大村益次郎」「村田峰太郎著 大村益次郎
先生事蹟」とか。

------
大村益次郎の事蹟を広く人々に再認識させたという点においては、『花神』は
実に有難い立派な本である。しかし史実と比べてみると、『花神』の記述の誤
りは多い。私はよく人から『花神』の内容に間違いはないかと聞かれたりする。
そのとき私は「村田蔵六(大村益次郎)という名前だけが本当で、あとはみな
作り事ですよ。小説とはそんなものではないでしょうか」と答えている。(内
田伸)

国立国会図書館デジタルコレクション - 大村益次郎
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1719164
大村益次郎先生事蹟・解説
http://www.e-furuhon.com/~matuno/bookimages/18112.htm


34792
哲学者怒る「日本の公共空間はうるさすぎだ」 | 哲学塾からこんにちは | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
http://toyokeizai.net/articles/-/185811

34793
ニュース解説 - 大規模ネット障害になっても不思議じゃない?「BGP」の仕組みとリスク:ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/346926/082801106/?itp_pickup

34794
経産省に振り回される東芝…再建の命綱・半導体事業売却が頓挫の可能性、国のいいなり経営 | ビジネスジャーナル
http://biz-journal.jp/2017/08/post_20369.html

34795
タワーマンション居住は人体に危険…精神疾患や流産リスク増、低層階はストレス過多 | ビジネスジャーナル
http://biz-journal.jp/2017/08/post_20285.html

34796
「高齢者ほど金持ち」という不都合な現実 | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online
http://president.jp/articles/-/22915

34797
本に出会う / 冬を待つ城
« 投稿日:: 8月 28, 2017, 08:53:48 pm »
書名:冬を待つ城
著者:安部 龍太郎
発行所:新潮社
発行年月日:2014/10/20
ページ:433頁
定価:2000 円+税

陸奥国には糠部郡に「四門九戸の制」一戸から九戸があります。現在の青森県
・岩手県にあたります。
一戸・・・岩手県二戸郡一戸町
二戸・・・岩手県二戸市(旧二戸郡)
三戸・・・青森県三戸郡三戸町
四戸・・・現存せず(青森県旧三戸郡内にあったと推定)
五戸・・・青森県三戸郡五戸町
六戸・・・青森県上北郡六戸町
七戸・・・青森県上北郡七戸町
八戸・・・青森県八戸市(旧三戸郡)
九戸・・・岩手県九戸郡九戸村

東北の戦いの歴史は、酷い。「征夷」大将軍・坂上田村麻呂の侵攻、源頼義・
義家父子による前九年の役、鎌倉武士が大挙して押し寄せた平泉の討滅、豊臣
秀吉の「奥州仕置」、錦の御旗を翻す官軍に敗れた戊辰戦争。中央政府はいつ
の時代も「征伐、征服」として東北の自由を許さず、いつも屈従を強いてきた。
豊臣秀吉の「奥州仕置」のひとつがこの小説の主題です。南部氏一族の九戸政
実が奥州最北端の九戸城(3000人)に立てこもり秀吉軍15万人に包囲されて戦
った。主人公は政実の弟、久慈政則。彼の目を通して九戸政実の乱を描く。九
戸城(岩手県二戸市)に立てこもる政実の、どう見ても無謀な戦い。でも豊臣
軍にも思惑が、そして政実には「奥州の大義」のために命を懸けた。秀吉によ
る天下統一の総仕上げ、といわれるこの戦いは、実は朝鮮出兵を見据えてのも
のだった……。城主・政実は、九戸家四兄弟を纏めあげ、地の利を生かして次
々と策略を凝らした。あとは包囲軍が雪に閉ざされるのを待つのみ!著者の謎
解きが面白い。九戸政実の乱は初めて知りました。

冬を待つ城 安部龍太郎著 戦国の謎 九戸政実の乱に迫る
https://www.nikkei.com/article/DGXKZO80305240Z21C14A1MZB001/

34798
本に出会う / 箱根の坂
« 投稿日:: 8月 28, 2017, 08:28:50 pm »
書名:箱根の坂(上)
著者:司馬 遼太郎
発行所:講談社
発行年月日:2004/6/15
ページ:400頁
定価:648 円+税

書名:箱根の坂(中)
著者:司馬 遼太郎
発行所:講談社
発行年月日:1987/5/15
ページ:350頁
定価:440 円+税


書名:箱根の坂(下)
著者:司馬 遼太郎
発行所:講談社
発行年月日:2004/6/15
ページ:480頁
定価:695 円+税

時は応仁ノ乱で荒れる京都、室町幕府の官吏、伊勢氏一門の末席(備中伊勢と
いわれいる)に、伊勢新九郎、後の北条早雲がいた。伊勢氏、小笠原氏、今川
氏は武家の礼法、有職故実の三家。伊勢新九郎は家伝の蔵作の職人。職人とし
てそれなりに生涯を送ることをとくに疑問とも思っていないところ、、守護・
今川義忠の妻となった千萱からの救援を求められ、彼の今までの生き方を激変
させる。

守護・今川義忠の死によって残された千萱と嫡子・竜王丸を後見するために駿
河に行く。室町幕府の力はなきに等しく、国人・地侍たちが力を持ち始めてい
た。今川家の相続問題千萱と嫡子・竜王丸の保護を確実なものとするためには
国人・地侍たちの信望を得て力を持たないとう変化を鋭く先取りしながら、政
敵を退け、伊豆を支配して、箱根の坂を越えて小田原攻略に成功する。北条早
雲の一生を描いた傑作長編小説です。

主役と得をしたものが誰もいない。そして何で10年もの長い間戦っていたのか
良くわからない応仁の乱。でもこれによって室町幕府の力は衰えていまい。守
護地頭の権力も、関東支配も危うくなっている時代。稀代の天才北条早雲の活
躍を描かれています。

34799
本に出会う / 花神
« 投稿日:: 8月 28, 2017, 07:50:52 pm »
書名:花神(上)
著者:司馬 遼太郎
発行所:新潮社
発行年月日:2015/2/5
ページ:472頁
定価:710 円+税

書名:花神(中)
著者:司馬 遼太郎
発行所:新潮社
発行年月日:2003/2/20
ページ:511頁
定価:667
 円+税

書名:花神(下)
著者:司馬 遼太郎
発行所:新潮社
発行年月日:2009/6/30
ページ:553頁
定価:743 円+税

大村益次郎(村田蔵六・良庵)というと靖国神社の大鳥居と神社の間の広場に
銅像があります。東京招魂社(後の靖国神社)を創建を提案した人の一人とし
て大村益次郎がいます。大村は第二次長州征討の少し前、突然、桂小五郎(木
戸孝允の推薦で)長州藩に士分待遇(碌はわずか)で召し抱えられて、長州征
討で長州藩兵を指揮し、勝利の立役者となった。その後戊辰戦争で江戸城無血
開場後、薩摩藩兵、長州藩兵を指揮して、彰義隊との戦い、その後の戦いの戦
略、戦術を企画して指揮をとった。そして維新後、太政官制において軍務を統
括した兵部省における初代の大輔(次官)を務め、事実上の日本陸軍の創始者、
あるいは陸軍建設の祖と見なされることも多い。その後京都で暗殺される。(
享年45歳)彼の晩年3年間、彗星のごとく現れて、彗星のごとく消えていった
人。その大村益次郎の半生を描いた長編小説です。

村田蔵六は百姓で村医の出身。礼儀作法はだめ、人付き合いもだめ、蘭学者で
緒方洪庵の塾でも塾頭を務める秀才、緒方洪庵の覚えも良い。何故かこの人を
桂小五郎だけは評価していていた。幕府を倒すべく薩摩・長州が鳥羽伏見で戦
い、東上して江戸城を無血開城した時、官軍の兵士は誰もいなかった。薩長の
み、また資金もなかった。ましてその後どうするかということも判っていない。
西郷は江戸の警備を勝海舟に任せる。でも任された海舟も困ってしまう。勝手
に彰義隊など。反薩長の志士(幕府軍)が板東、東北には一杯いる。そんなと
き大村益次郎が江戸にやってきて総司令官になってしまう。

そして西郷も大村益次郎の作戦に反対もしない。政府軍の中では嫌われ者で一
人で奮闘していた大村。嫌ってはいたが、大村の作戦が全て当たるので誰も文
句は言えない。官軍が勝ったら何をすれば良いか?将来ビジョンをしっかりと
持っていた者はそのとき大村くらいしかいなかった。西郷も大久保も岩倉具視
も徳川幕府に変わって薩摩・長州が主体となった各藩連合政権的なことを考え
ていたのではないか。でも亡くなっている坂本龍馬、勝海舟などは民主主義の
国を目指していた。どちらというと大村も旗本のだらしなさ、農民出身の歩兵、
砲兵などの活躍などをみるにつけ、支配者階級ではない政治、政権を目指して
いたきらいがある。
戊辰戦争が終わってから、軍務を統括した兵部省で薩摩の反乱(西郷)を予見
して大坂に軍事基地、軍需工場、弾薬庫などを作ることに走り回っていた。

ただ、大村益次郎という人は人としてみた場合、とてもつきあいにくい。いや
なやつだったような気がする。つきあいたくないそんな感じがする。時代が少
し違ったら全く世の中には出てこなかった人。また明治維新に彼が幕府軍にい
たら、結果は全く逆の結果になっていたかも。幕府軍で戦った大鳥圭介は緒方
洪庵塾で大村と同門。長州藩に呼び戻されるまで宇和島藩では蒸気船の設計、
幕府講武所教授などしていた。収入も多く、何故博給の長州に帰ったのか?郷
土愛だったのかも(幕府に長州を滅ぼされるという危機感)この小説で少しほ
っとするところはシーボルトの娘楠イネの支援者、保護者、恋人?の場面かな。

長い歴史の中であっという間を過ごしていった凄い人ということが言えるかも
しれない。大村の部下の山田顕義が西南の役が終わったとき、大山巌、山県有
朋の二人をさして「あいつらはまだ軍隊でしか飯を食う方法を知らないのか」
といってあっさり引退した。というエピソード。その後を見ると面白い指摘だ
と思った。

また福沢諭吉(緒方洪庵塾で大村の後輩)は大村のことをあまりよく言ってい
ない。(尊皇攘夷ものだと)一方大村は福沢のことは口ばかりの人と。長州人
も吉田松陰はじめくちばかり。でも大村は一般的な長州人とも日本人とも違う。
明治になってから存在価値が薄くなっているが木戸孝允(桂小五郎)は剣術に
も優れているが、人を使うのが旨い。そして危険を察知すると戦わずに逃げる
に徹していて。幕末の大切な時期にキッチリ仕事をしているという感じがする。

司馬遼太郎の小説は著者独自の歴史解釈(相当詳しく調べている)が随所に出
てくるので、話が筋が飛び飛びになったりするのがちょっと欠点。また独自の
解釈が絶対化のように上から目線で断定調がちょっと気になる。

----------------------
「大改命というものは、まず最初に思想家があらわれて非業の死をとげる。日
本では吉田松陰のようなものであろう。ついで戦略家の時代に入る。日本では
高杉晋作、西郷隆盛のような存在でこれまた天寿を全うしない。三番目に登場
するのが、技術者である。この技術というのは科学技術であってもいいし、法
政技術、あるいは蔵六が後年担当したような軍事技術であってもいい」


34800
ニュース解説 - 米グーグルの設定ミス、なぜ日本の大規模ネット障害を引き起こしたのか?:ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/346926/082701101/?itp_pickup

ページ: 1 ... 2318 2319 [2320] 2321 2322 ... 3922