やじうま瓦版
		サロン => 横浜市 => スレッド開設者: admin より 6月 24, 2019, 02:07:44 pm
		
			
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				何故、円形(サークル)になったのか?
 http://pasopia.velvet.jp/nota2/nota/?20190624132654
 
 海軍無線電信所船橋送信所跡
 この場所にはかつて海軍無線電信所船橋送信所と呼ばれる海軍の無線電信所が
 あったのです。
 大正4年(1915)に完成し、中央には高さ200mの主塔、周囲に高さ60mの副塔1
 6基が取り囲む形で、主塔から数本、副塔方向手前の地上に鋼鉄線を張り、副
 塔へは電信線が延び、支線と電信線にかかる力の均衡をとるために、支線台と
 副塔は主塔から等距離でなくてはならなかったので、その周囲は円形となり現
 在も残る円形道路となったようです。
 
 200mの無線のアンテナを立てるため、廻り800mの円形の土地が必要となった。
 東京タワーのような構造で作ればもっと範囲は狭いところで良かったのでしょ
 うが、当時の技術では主塔を支える方法として鋼鉄線を巡らせるのが容易であ
 ったのでしょう。これは横浜市泉区の「旧米軍深谷通信所」跡でも同様に円形
 になったのでしょう。それが今までずっと残っているというのも面白いですね。