やじうま瓦版
		サロン => 本に出会う => スレッド開設者: admin より 3月 01, 2013, 10:13:26 pm
		
			
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				書名:風の陣 立志篇
 著者:高橋 克彦
 発行所:PHP研究所
 発行年月日:2001/7/16
 ページ:404頁
 定価:648円+税
 
 天平二十一年(749)陸奥から黄金が発見された。という朗報がもたらされた。ち
 ょうど国家の鎮護のために奈良の都では大仏造営の真っ最中。奥州動乱と中央政
 界の血なまぐさい権力闘争を描いた作品。蝦夷の若者丸子嶋足(まるこしまたり
 )は黄金を土産として帰京する陸奥守の従者となって平城京に上る。奈良朝を震
 撼させる政変、橘奈良麻呂、藤原仲麻呂との抗争の渦に巻き込まれていく。聖武
 天皇と光明皇后の娘孝謙天皇の御代の物語。陸奥に暮らす蝦夷との果てしない黄
 金を巡る戦いが何世紀にもわたって繰り広げられることになる。風の陣の第一弾
 です。橘奈良麻呂の乱(757年)が平定された。
 
 1.風の陣(立志篇)
 2.風の陣(大望篇)
 3.風の陣(天命篇)
 4.風の陣(風雲篇)
 5.風の陣(裂心篇)