投稿者 スレッド: リーラ 神の庭の遊戯  (参照数 280 回)

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リーラ 神の庭の遊戯
« 投稿日:: 3月 01, 2013, 10:23:21 pm »
書名:リーラ 神の庭の遊戯
著者:玄侑 宗久
発行所:新潮社
発行年月日:2004/8/30
ページ:221頁
定価:1400円+税

飛鳥は二十三歳で突然自らの命を絶った。3年前に自殺した女性のことを思い出す
人々の回想を綴っている。飛鳥の死を受け入れられないまま3年を過ごす母親。離
婚し既に再婚して富士山麓に住んでいる父親、飛鳥に執拗につきまとっていたス
トーカー、飛鳥からストーカーについて相談を受けていた男友達。そして姉は何
故死んだかを考え続けている弟、その恋人。
そして三年後の命日の前日、彼女はかすかな気配となって現れる。この世の出来
事はみな神の戯れ・・・・

作者の玄侑宗久は、僧侶である。彼の作品は、芥川賞をとった『中陰の花』をは
じめとして、死と死後の世界を描いたものが多い。『リーラ 神の庭の遊戯』も
そうである。