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保津峡殺人事件
« 投稿日:: 3月 01, 2013, 05:10:43 pm »
書名:保津峡殺人事件
著者:津村秀介
発行所:ケイブン社
発行年月日:2001/7/15
ページ:283頁
定価:552円+ 税

川下りで知られる京都・保津峡で男が崖下に突き落とされ殺された。突き落とし
た人物は保津峡駅から電車で去っていく。被害者は横浜の会社員・久野真治。妻
の礼子は茨城の友人の見舞いに行った良人が京都で殺されたの?良人の行動に不
審を抱きながら京都に向かう。犯人は謎のまま。良人の隠された過去を知らされ
ることとなる。電車、飛行機の時刻表を駆使した時刻表トリック推理小説。ちょ
っと謎解きに重点を置いている感じで、作者の緊張感が見えてくる作品。もう少
し抜けたところも出て来ると面白いのですが、行き詰まる感じの物語です。でも2
000年に亡くなられているのですね。