投稿者 スレッド: 青葉耀く 敬恩館風雲録  (参照数 263 回)

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青葉耀く 敬恩館風雲録
« 投稿日:: 8月 07, 2014, 04:40:11 pm »
書名:青葉耀く 敬恩館風雲録(上)
著者:米村 圭吾
発行所:幻冬舎
発行年月日:2012/8/25
ページ:326頁
定価:1500 円+税

書名:青葉耀く 敬恩館風雲録(下)
著者:米村 圭吾
発行所:幻冬舎
発行年月日:2012/8/25
ページ:352頁
定価:1500 円+税

出雲の国、千歳藩城下町から山二つ隔てた僻村に暮らす14才の少年2人が主人公、父の役回りの関係でこの僻村には武家は2軒だけ、勉強は出来ないが、大柄で体力も十分な大月寅之助と子供頃から虚弱児で今でも小さく弱い、しかし勉強は良く出来る矢島小太郎。この二人は生まれ月も一緒で兄弟のようにして育ってきた。もっぱら小太郎を守るのは寅之助の役目。

塾長が小太郎の学力を惜しんで、藩校へ推薦、藩校より入学許可(藩の命令)というきっかけで僻村に人知れずひっそりと暮らしていた二人の両親達にとっては非常に迷惑な話から始まる。
小さな藩の藩校にこの二人が入学した、大人達と野望を権力闘争に巻き込まれていく。お家騒動、後落胤騒ぎ、どんでん返しの連続で事件の真相がなかなかわからない中、それぞれがそれぞれの思惑で行動する。友情とは、武士道とは、楽しめる物語です。