投稿者 スレッド: 日暮れてこそ  (参照数 271 回)

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日暮れてこそ
« 投稿日:: 3月 01, 2013, 10:11:52 pm »
書名:日暮れてこそ
著者:江上 剛
発行所:光文社
発行年月日:2007/11/27
ページ:392頁
定価:1700円+税

長年勤めた銀行を上司(同期入社)との軋轢から突然辞めた50を過ぎた中年のお
じさん池澤。辞職後コンサルティングや文筆業、時には文化人としてテレビにコ
メンテーターとしてなんとか糊口を凌いでいる。そんな池澤のもとにかつて大阪
支店で後輩だったという女性からメールが届いた。しかし全く記憶にない女性。
でも好奇心から逢ってみることにした。大阪支店での個々の出来事は思い出すが
、その女性だけはどうしても思い出せない。・・・・
人生の日暮れに待っていた罠が池澤の人生を崩壊させようとしている。疑心暗鬼
になる池澤、家族との葛藤、現実逃避、過去の全く本人が意識しなかった行為が
実は大きな罠に。