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驚異的な技術革新(パソコン)
« 投稿日:: 1月 19, 2013, 08:40:01 pm »
驚異的な技術革新(パソコン)

昨年暮れノートパソコン、今年の初めにデスクトップ(壊れて仕方なく)を購入しました。その性能の向上に吃驚しています。20数年年のパソコンはMS-DOS時代(NECPC-98)、Windows3.1、1995年Windows95、インターネット元年と言われた年、1998年Windows98、2001年WindowsXp、2009年Windows7、2012年Windos8と次々とパソコンを乗り換えてきました。その変遷をCPU速度で振り返ってみると

・CPUの変遷と速度比較
Intel i486DX 1倍 1990年
Intel i486DX2 8.3倍 1993年
Intel PentiumMMX 29倍 1997年
Intel Celeron 1519倍 2002年
Intel Pentium 4 1519倍 2003年
Intel Core i5 3450 116667倍 2012年
Intel Core i7 3970X 277563倍 2012年
(この2年間のパソコンCPUの技術革新を振り返る 青山貞一)より引用

のようになります。最初のパソコンは30万円以上しました。プリンタなんかもつけると50万円位掛かったように思います。その後費用は安くなるのに、CPUの速度だけでなく、メモリ規模も10万倍と進歩の一途です。費用対効果で考えると最近は5万円程度で手に入れられるようになっていますから費用は1/6、CPU速度メモリー規模10数万倍。これでは世界のパソコンメーカーも赤字になるはず。儲からない業界になってしまった。
これらの技術革新によってスマートフォン、iponeなども出てきた商品といえるでしょう。でもこの驚異的な技術革新によってスマートフォン、iphoneなどもパソコンメーカーの轍を踏むような気もします。
さて購入したパソコンはいずれもマウスコンピューター(株)というBTO(Build to Order)方式、直販メーカーです。注文から入手まで約1週間、国内(長野)で組立ています。ノートパソコンは39000円(基本)+メモリ8Gに増設して45000円位、デスクトップは59000円(基本)+モニター+HDD(1TB)に増設して79000円位です。

このメーカーでは低価格帯の製品です。注文から入手まではネットで、また問い合わせ等は電話で可能です。2回ほど電話をしましたが、対応はとてもよかった(勿論日本人)。また工場出荷時にメールで発送のお知らせが届く。デスクトップの時、本体とモニターは別に発送されているので、届く時間が別になった。お知らせには本体の配送番号しか書いてなかった。(注意が必要)

初期設定用のマニュアルはあまり親切ではない。ノートパソコンにデスクトップの説明がされている。この手のパソコンは購入者がある程度知っていることを前提にしている感じです。もっとも電話での対応はしてくれるようです。(必要がなかったので電話はしなかったけれど)
使い勝手は良い。ソフトのインストールも外付けHDDからのデータ転送も快適に行える。USB3.0の威力かな。

ちなみに、Windows7には標準でシステムの評価する機能(Windows エクスペリエンスインデックス評価)がついています。それを実行させると下記のような結果になりました。デスクトップパソコンでは内蔵HDDの転送速度がネックになっているようです。それ以上の性能を実現するためにSSDメモリにすることか?
でもこれで十分なように思います。これで動画なんかも扱うことができそうです。今まで使っていた7年まえのパソコンとは格段の違いです。

ノートパソコンではグラフィックス機能がネックになっていますがこの程度で十分ではないかと思います。3年前に買ったLenovoの7万円台のノートに比べても格段に速い。この世界は1年ごとにまだ技術革新が続いていますね。これでは古いパソコンを修理して使う人もいなくなってしまいますね。
携帯電話、スマートフォン、カメラなども使い捨てがやっぱり主流になってしまいますね。ただ使いこなすにはそれなりに時間が必要です。古い遅いマシンもそれなりに習熟のためには役に立ってくれると思います。パソコンは人工のしもべ、使うのは人間、使いこなすのは人間ですね。

高性能マシンをいかに使ってやるかが課題ですね。
今回は以前に使っていたデスクトップが壊れた(マザーボードらしい)ので内蔵のHDDを取り出して「玄人志向」のハードディスクケースを購入(1500円)してデータを取り出すことが出来た。でも一部壊れてしまった部分があった。そこは外部でバックアップしていたHDD補間して何とか現状復帰出来た。しかし保存していたつもりだった住所禄(最新版)が無くなってしまった。そこで仕方なく古いデータと年賀状控え、名刺控え、後はメール控えを取り出してデータ更新(意外と時間が掛かった)。やっぱりアナログの年賀状、名刺も捨てたものではないですね。ただ管理しているホームページ、登録しているサイトなどなどログインするためのデータを入れ直すことに意外と時間が掛かった。中にはパスワード忘れている、控えを探し出せない等があって。でも大抵のところはメールアドレスがわかればパスワードの再設定等が可能ですね。またvecter、ソースネクスト、justsystem等で購入したソフトウェアは再度ダウンロードが出来ます。2007年頃のものでも。今回発見です。ソフトウェアのユーザー登録をしておくと便利なこともあります。
後はXpで使えていたソフト、7では使えない場合の対応が残っています。幸い今まで使っていたメーラー(wemail)が動きました。過去のメールの検索もできるので助かりました。

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Windows エクスペリエンスインデックス評価
デスクトップパソコン・・・評価 5.9
・プロセッサIntel(R) Core(TM) i5-3470 CPU @ 3.20GHz  7.5 
・メモリ (RAM) 8.00 GB  7.8
・グラフィックスNVIDIA GeForce GTX 560  7.7
・ゲーム用グラフィックス4096 MB の 利用可能な総グラフィックス メモリ 7.7
・プライマリ ハード ディスク空き 407GB (合計 931GB) 5.9

ノートパソコン・・・評価 5.1
・プロセッサIntel(R) Celeron(R) CPU B830 @ 1.80GHz  5.7
・メモリ (RAM) 8.00 GB  7.6
・グラフィックスIntel(R) HD Graphics  5.1
・ゲーム用グラフィックス1696 MB の 利用可能な総グラフィックス メモリ 5.8
・プライマリ ハード ディスク空き 253GB (合計 298GB)  5.9

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Windows エクスペリエンスインデックスの見方
Windows エクスペリエンスインデックスはあくまでハードウェアの性能を簡単に指標で示しているのに過ぎないので、スコアから全てを知るということはできませんが、どのハードウェアの性能が低いのかというのを知ることはできます。
また使用しているパソコンが、どういう使用用途に向いているかというのもある程度分かります。

基本スコア
 1.0~1.9・・・オフィス・ブラウザ・メール操作など一般的な利用は可能だが、スペックは不足気味。
 2.0~2.9・・・一般的な利用は可能だが、画面描画やマルチタスクはやや難しい。スペックはやや低め。
 3.0~3.9・・・OSの標準機能(各種ソフト・Aero・Media Centerなど)は快適に利用可。
 4.0~5.9・・・標準的なスペック。HD動画再生・録画、各種アプリケーション・マルチタスクなど利用可。
 6.0~7.9・・・パソコン全体の性能が高く高速なPC。動画エンコード・録画、3Dゲーム・グラフィックスを使用するアプリケーションも快適に利用可。

グラフィックカードを搭載していないパソコンでは、ゲーム用グラフィックスのサブスコアが低く基本スコアもそのスコアになるという傾向があります。この場合、3Dグラフィックスの機能は低いですが、他のサブスコアが高いということもあり快適にパソコンが使えるということもあります。
基本スコアが低くても、使用用途によっては問題ないということもあります。基本的な動作に関係するところでは、プロセッサ、メモリー、プライマリハードディスクが大きく関係してくるといえます。

この2年間のパソコンCPUの技術革新を振り返る 青山貞一
http://eritokyo.jp/independent/aoyama-col8022..html