投稿者 スレッド: ラグビーの歴史知って 亀岡高OB 田中さん、母校に書籍寄贈  (参照数 387 回)

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ラグビーの歴史知って 亀岡高OB 田中さん、母校に書籍寄贈 : 京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20130417000026

ラグビーの歴史知って 亀岡高OB 田中さん、母校に書籍寄贈

 亀岡高ラグビー部OBで京都府協会理事などを務めた田中善平さん(80)=亀岡市安町=が16日、長年保管してきたラグビー関係の書籍や資料を母校に寄贈した。60余年前の高校時代に購入した「日本ラグビー物語」や、京都国体の貴重な資料が含まれ、「若い人にラグビーの歴史を知ってほしい」と語る。

 田中さんは1948年、同高1年の時、同級生に声をかけてラグビー部を創設。大阪市立大に進学後の52、53年、学生監督として母校を近畿大会に導いた。仕事のかたわら京都府ラグビー協会理事を務め、京都国体でラグビー競技を亀岡へ誘致し、亀岡運動公園の建設にも携わった。

 寄贈したのは、約20冊の本と段ボール1箱分の資料。最も古い「日本ラグビー物語」は、早稲田大ラグビー部が創立30周年記念で出版した。「亀高で練習の参考にしようと本屋で買った。『ユサブリ(揺さぶり)戦法』などの戦術はまねできなかった」と懐かしむ。

 他に「ラグビー 荒ぶる魂」(大西鉄之祐著)、「人はなぜ強くなければならないか」(松尾雄治著)などセピア色の本が並ぶ。創設に尽力した亀岡ラグビースクールの約35年間の歴史、亀岡高ラグビー部の記念誌などもある。

 同高の田中太郎校長は「図書室にコーナーを作り、部員以外も広く読めるようにしたい」と語った。現役の後輩部員が15人と聞いた田中さんは「盛んだった亀岡のラグビーがもう一度盛り上がってほしい」と話していた。