投稿者 スレッド: コロナ後手後手対応の元凶 これ以上の五輪固執は命取り  (参照数 128 回)

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コロナ後手後手対応の元凶 これ以上の五輪固執は命取り
« 投稿日:: 12月 29, 2020, 04:25:56 pm »
【菅政権】コロナ後手後手対応の元凶 これ以上の五輪固執は命取り
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/283271

安倍前首相もそうだったが、自らの延命に五輪を利用する。私物化と言うほか
ない。その犠牲にされるのは医療や国民の命なのである。

 当初は「コンパクト五輪」を売りにしていたのに、費用もどんどん上積みさ
れてきた。コロナの影響で延期されたオリ・パラの大会経費について、東京都
と大会組織委員会は22日に総額1兆6440億円とする予算計画を公表。昨
年12月策定の計画から2940億円も増えた。

「これ以上、五輪に固執すると命取りになりかねません。年内にピークアウト
するなら五輪開催の実現性もあったと思いますが、感染拡大が止まらない首都
圏で五輪開催を強行しようなんて、諸外国から見ても正気の沙汰ではないと思
う。経済と感染症対策という、できもしない二兎を追った結果、収拾がつかな
くなってしまった。もう遅すぎるかもしれませんが、五輪向けの予算は目の前
のコロナ対策に向けた方がいい。コロナ禍で業績が落ちた企業は待ったなしの
状態だし、はじき出された失業者や廃業者への手当てもロクにない。これでは
経済も死んでしまいます。医療現場への支援も急務で、五輪にかまけている場
合ではありません。再びロックダウンしている国もある中で、五輪開催なんて
寝言を言っている場合ではないのです。そして、『やめる』という決断は早く
した方がいい。

今年3月、麻生財務相が参院財政金融委で「呪われたオリンピック」と発言し
たことを思い出す。

「1940年に(東京五輪と札幌冬季五輪が)パーになり、1980年のモス
クワ大会が西側諸国のボイコットで半分、吹っ飛んだ」と、40年周期の「呪
い」を得意げに語っていた。

 原発事故は「アンダーコントロール」と安倍が世界に大嘘をついて招致した
時から、東京五輪はヨコシマで呪われていたのかもしれない。もっとも、来夏
に延期された五輪が中止になれば、それは呪いではなく「人災」だ。政府の無
能無策のせいとしか言いようがない。