投稿者 スレッド: 矢田八景  (参照数 372 回)

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矢田八景
« 投稿日:: 12月 01, 2019, 06:14:22 pm »
矢田八景

先日帰省したときに、紅葉の名所と言われている鍬山神社に行ってきた。その
とき「矢田八景」という扁額が掲げてあった。それの写真を撮ってきて、古文
書を読める方読み方を教えていただいた。
そのまとめをPDFにしました。ふるさと亀岡は丹波の盆地で「あかい湖」と呼
ばれているところで、昔ばなしでもこの湖の開削話が残っています。その開削
した神さんを祀ったのがここの鍬山神社。

「亀山は 蓬莱島か 霧の海」という句が江戸時代の俳人によって詠まれたと伝
えられており、晩秋から冬にかけて深い霧が立ち込める亀岡の「丹波霧」が昔
から有名であったことが伺われる。鍬山神社には、氏子であった奥田孕月が絵
師村山松領に描かせた絵巻「矢田社奉納和歌(矢田八景)」が奉納されている
(安政4(1857)年)。二宮景寄、大智院寛隆、亀山藩士、僧侶等24名の和歌と
ともに、「天岡夏雲」「社頭丹楓(鍬山神社の紅葉)」「大枝涼月(大江山の
月)」「愛宕初雪」「保村婦鷺(保津川の白鷺)」「年山夜雨(千歳山)」「
桂峯朝霞」「亀城秋霧」の八景が描かれており、ここでも霧の海に浮かぶ亀山
城の美しさが取り上げられていることが分かる

童話|朗読|昔々、丹波は赤い湖だった |丹後の国造り伝説 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=fl6RupvoQgo
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